締切は守って下さい

結論から言いますと締切は守って下さいね。

やむを得ず締切に遅れる場合
①まずは必ず連絡を!
連絡がないのが一番困ります。遅れることが解った時点で連絡下さい。遅れても展示はできます。初日に間に合わなくても途中からでも展示しますよ。
②郵送の場合、時間指定を14:00〜16:00にするのだけ忘れずに郵送してくれれば良いです。持ち込みの場合は締切に遅れると休業日に入ってしまうので、諦めて郵送して下さい。

締切について最近気になっているのは、締切に遅れても私が怒らないし注意もしないし理由も聞かないので、次回から遅れても構わないと思いこむ人が大量生産されているのでは?ということです。

締切に遅れる連絡をもらった時、基本的に私は作品の到着がいつになるかってことしか聞きません。忙しいからです。締切に遅れる連絡が来るのは締切当日ならいい方で、大概締切を数日過ぎてからです。それは丁度展示直前の非常に忙しい時で、悠長にメールのやり取りをするような余裕がこちらにありません。それに遅れることが既に確実なら、ごちゃごちゃ言ったって無意味ですしね。長々と遅れる理由を説明したり過剰な謝罪も不要ですよ。

私が怒らないのはビジネスのトラブルで感情的になるのは労力の無駄と思ってるからだし、いちいち注意しないのは締切に遅れて迷惑をかけていることを当然本人は理解しているはずという前提に立っているからです。

理解した上で遅れているならきっといたたまれない気持ちで私に連絡しているのでしょうし、私もそれを追い詰めるように注意したくはありません。一度つらい思いを味わったら、何も言わなくても次回からは遅れないように本人が気をつけるはず‥、と思っていたのですが、〝何も言われないから次から遅れてもいい〟と誤解する人が大勢いたらしいのは予想外でした。

グループ展の締切に遅れる人は毎回5、6人はいますが、一日でも締切に遅れられると予定が崩れ、対応が非常に大変になってしまうので、本音を言うと遅れる場合はキャンセル料を払ってキャンセルしてもらうのがギャラリーとしては一番ありがたいのですよ。

でも、作家さんとしてはせっかくお金を払ったからにはできれば展示したいでしょう?わざと遅れたわけではないだろうし、それぞれやむにやまれぬ事情もあるだろうと思い、こちらとしては親切心から締切に遅れた作品にも対応しています。

もし「天神さんは怒らないから、締切に遅れてもギャラリーが困ることはなさそうだ。だから自分の都合で遅れても良い」と思っている方がいたら、それは勘違いでギャラリーは毎回とても困っているので今後は頑張って締切に間に合わせるよう努力して下さいね。

うちは一般公募ではなくて声かけ制なので、あまり毎回締切に遅れられると声がかけられなくなってしまうので。その場合も私は怒ってるわけじゃないのですが、その方に参加してもらうことがギャラリーとしてデメリットの方が大きいと判断したら自動的にそうなるかと思います。そんな風にしてせっかく見つけてきた作家さんを失うのは私もいやなので、余裕を持って作品制作してもらえたらと思います。

誰でもうっかり締切を忘れることはあるし、体調不良や急な仕事もあると思います。発達障害などでどうしても締切を守ることができないという人がいることも解ってます。どんな事情があろうと絶対に締切を守れって言ってるわけではないですからね。ちなみに間に合わなさそうな場合、過去作に急遽変更でも未完で提出でも良いですし、作品は一点のみOKです。

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