2019年シーズン、男女テニス界に巻き起こっている超戦国時代を考察してみる。


 2019年シーズン、女子テニス界のみならず、男子テニス界にも巻き起こっている奇妙な現象がある。それは今シーズン、男子のフェデラーを除き、今年複数回優勝しているプレイヤーがいないということである。


 このnoteは女子テニスを扱うので男子テニスについてはこれ以上触れないわけだかれども、これには大きく2つの理由があるのではと考察できる。(男子はBIG4の衰えというところが多分に含まれる)


 まず1つ目は以前のnoteでも触れたが、かつてないほど女子テニスプレイヤーの層が厚くなっている。上位クラスのプレイヤーが普通の調子であるならば、調子のいい中位クラスのプレイヤーにまけ、普通の調子の中位プレイヤーが調子のいい下位プレイヤーに負けといったことが起こっている。簡単にいえばトータルでみて試合のレベルが上昇していると言える。簡単なミスの少ない締まった、質の高い試合もかつてないほど今年は多くみられるのが何よりも物語る。


 そんなことを言っていたらこのnoteをアップする直前にクビトバがシュツットガルトを優勝し、女子にも複数回優勝するプレイヤーが出た為、この現象もいったん終了という形にはなったが、それでも戦国時代の流れは変わらないだろうと言い切りたいが、そんな中で大坂なおみがランキング1位を継続している。案外この大坂なおみのランキング1位がどこまで続いていくのかの興味も同時に尽きない。


 さて、次回予告としては再び女子テニスプレイヤー考察に戻りまして、取り上げるプレイヤーはアマンダ・アニシモワになります。


#女子テニス #大坂なおみ #クビトバ

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