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馬跳ビ我ハゼル 2020.2/15

3年くらい前に馬券道へ戻ってからずっと長いトンネルを歩いてきました。

そのどこから入ったのかすら分からない『さっぱり勝てねえ』と名のつくトンネルは凍てつく寒さと真っ暗闇で恐ろしい場所でした。

そこの漆黒の闇は出口どころか自分の掌すら見えず、寒さに震えながら自分がどこに向かっているのか、真っ直ぐ歩けているのかどうかすらわからないのです。

時おり出口の兆しが見える時もあったのですが、当たった喜びですぐにそれを見失ってしまい元の暗闇に戻るというそんな事の繰り返しでした。

分かりやすく言うと寝ていて夢を見たとします。その夢の中で自分が皇居の周りをふ○ちんでジョギングしていたとします。それで皇宮警察の人達に見つかって追いかけられたとします。そしてその追っ手の中の1人の婦警さんが自分と将来を約束したフィアンセだったとします。

絶対に顔を見られてはなりません。全裸で外苑をジョグる奴との結婚なんてありえません。

なので両手で顔を隠しながら走ります。全裸ですから顔は隠せても股間は全開です。それでも全力です!全力全開で逃げます。絶対に彼女に見られてはいけません。でも夢の中なのでなかなか思うように前へ進めません。ぺちぺちと虚しい音だけがこだまします。

ですがどんなに頑張っても最後は捕まってしまいます。なんせ皇居のまわりです、向こうもガチです。
が、それでも意地で顔を隠し続けます。愛を失いたくないから。ですが最終的には彼女にばれてしまいます。股間ががら空きですから……詰みです。

最後は真っ白になってしまいます。

分かりやすく言うとまあ、今までこんな感じだったんです。

ですが昨日ふと古本屋で手に取ったある『禅』の本を読んでわかったんです。

何事も『上手くいかないこと』の原因は周りのせいでなく自分の心に有る、と。

『馬券』を狙い当てるには、さっきの話でいうとふ○ちんで外を歩きつつ皇宮警察の人達にDAPで挨拶し彼女にタピオカの差し入れをするくらいのごりごりのスピリットを持って向きあわなければいけないのです。なのに自分は心のどこかで逃げていたのです。

つまり勝負してる風でいて、でも本当は「負ける」「失う」事を恐れながらの負け犬マインドで馬券を買っていた事に気がついたのです。

トンネルなんてものはどこにも無く、それは自分の心の中にある弱さが現れた結果だった事に。

弱い己に勝ち、恐れず引かず『どんな時も』負ける事を考えない前進の先に、大きな『勝利』があるのだと確信したのです。

その『気づき』を得てから何も怖くありません。

それに昨日と今日とでは馬柱の見え方がまるで違うんです。

なので今日からその『全開』でガチ勝負を始めました。

初日なのであまり結果は良くなかったですけど手応えは確実にあります💪✨出口まであと少しです!

とりあえず今日の結果見てください(●︎´▽︎`●︎)

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