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Q:「こざとへん」が8画、「しんにゅう」「おおざと」が7画なのはなぜ?

A:康熙字典では漢字の部首「こざとへん」を「阜(8画)」、「しんにゅう」を「辵(7画)」、「おおざと」を「邑(7画)」に分類しているため、一部の流派がこれを字画数の考え方に取り入れたのです。

●字画数の三大流派

画数の取り方は流派によって違いますが、大別すると以下の三つ(流派名は当ブログでの仮称)があります。この中の康煕派が部首の「こざとへん」を8画、「しんにゅう」や「おおざと」を7画にする流派です。

新字派・・・新字体の画数を用いる
旧字派・・・旧字体の画数を用いる
康煕派・・・旧字体の画数を用い、「へん」や「つくり」等を変則的に数える

※ここから先の解説は『「さんずい」や「てへん」が4画なのはなぜ?』と重複します。お手数ですが、そちらをご覧下さい。

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