見出し画像

NewsCafe #192

●今日のニュース

今日は昨日の首班指名による岸田内閣と、岸田さんの記者会見から話。記者会見の内容読み解きは結構面白いかも。中国と台湾の緊張関係も触れますが、今回はグリーンテックの話が多め。


●コロナウィルス

ーまずはデータ



ーニュース

PCR検査機は「遺伝子判定」に利用されるので、必ずしもコロナに直結するわけではないが、それでも気になる数字。こういった民間の研究の方が面白いし、今後にも期待したい。


ーワクチン・治療薬

●岸田内閣と衆院選


組閣人事については日経新聞のこの記事から。

よい人事だと思ったのは「デジタル相」の牧島かれんさん。デジタル庁の発足にも貢献してきた方。前任の平井さんも貢献してきたのでしょうが、デジタル庁に最も期待される透明性のある方針決定・ベンダ選定においては、より適任な人へ、フェーズが変わったということかな、と。
また「少子化相」の野田聖子さんも、党派越えての人事はいいですね。おそらく、今後「こども庁」の創設もあるでしょうし、適任を持ってきたと思います。
疑問に感じるのは、まず麻生さんの後任になる「財務省」の鈴木俊一さん。過去には受動喫煙問題、政治献金問題もあり、叩かれる瑕は気になるところ。「経産省」の萩生田光一さんも、正直「経済」色を全く感じませんし、安倍・麻生さんが後ろから操り人形にでもする気なんだろか。
今後、日本の産業発展には「けん引でき、環境を用意できる国のリーダーシップ」は必要だと思うのだが。


お疲れさまでした、菅首相。ということで、功績振返り。

①デジタル庁の創設
② ワクチン接種体制の構築
③カーボンニュートラル宣言
④不妊治療への保険適用
⑤通信料金の値下げ
⑥最低賃金の引き上げ
⑦福島第一原発の処理水の処分決定
⑧種苗法改正
⑨重要土地取引規制法案

「私自身、もともと能弁ではないし、そもそも政治家は『弁舌よりも結果だ』と。結果を残せばわかってもらえるという政治姿勢で今までずっと来たので、そういう考えが会見の姿勢に出てしまっているのかもしれません」「どうしたら国民の言葉が届くのか、もう一度一からやり直さないといけないと感じています」

批判する、揚げ足を取るばかりの野党はともかく、メディアが実績を丹念に取材して記事にしていたら、と思うと残念でならない。もはや、「際限のない理想を追求し、常に現状を批判するだけのメディア」はいらないんだよな・・・。

もう一人、麻生財務大臣も副総裁になり閣僚からは外れる。こちらも難しいかじ取りの中、功績も多かった気が。特にIT企業の税収問題は、発端の投げかけは麻生さんだった。数字の動きに対応するのではなく、数字の動きを作ろうとする麻生さんの姿勢を評価できる人はどの程度、今のめでぃあにいるのだろうか。


そして、もう一人政治の世界から葬られそうな人が・・・
もともとは安倍さんのころにあった「産業競争力会議」で官民協力体制で未来への方針・戦略を検討する会議でしたが、その後は「未来投資会議」になり、現在は「成長戦略会議」へ。そして、伝説へ・・・。



●世界とIT、その税と規制



●中国の世界 ~世界を覆う、一帯一路

売買停止ってこんな簡単にできてしまうんですね・・・。

9月23日分のお支払いも滞っている模様。



中国軍機が台湾防空圏内へ侵入したとのこと。

アメリカが明確に台湾との連携に触れ、中国の行動をけん制。

台湾の経産省も、これに反発。「半導体の供給に平和は不可欠」だが、既に台湾の大手半導体メーカーのいくつかは日本やアメリカへの工場進出を決め、中国との距離感が。

一方で中国は、そもそも(アメリカが)国と認めていない地域に艦船を何度も派遣してくる行為が中国への挑発だ、と反論。

現在、民主進歩党(DPP)への圧力とみられているが、ちょっと調べてみようかな。ちなみに、台湾総統の蔡英文さんは「二つの中国」として認識しており、独立派ではない(そもそも別物だから)
明確な独立派とも異なっており、中国と台湾の認識、これにさらに政治的、経済的な面の距離感まで踏まえると、結構ややこしい。



●中東の世界 ~世界の警察がいなくなる世界

ISが動き始めた模様。
一方でタリバンは報復を実行したようだ。

そんなタリバンだが、どうも約束を果たしていないのでは…という記事が。


トルコ、ヤバすぎだろwwww

日本と比較してみたwwwww

画像2



●脱炭素 ~世界を飲み込む「グリーン」という巨獣

各企業に対して「環境アクティビスト(ものいう株主)」が現れている。環境問題への企業の取組について評価をしたり、あるいは役員人事にも影響を及ぼしている。

日経新聞の記事では、アクティビスト名はあるものの、その提案内容については記載がないので、何とも評価の仕様がない。また、東芝の事例のように「環境アクティビストと東芝首脳陣」の問題というより、内紛に近い事例も含められているので、記事の評価は保留し「アクティビストが現れた実態」のみ伝えておこう。


結局、ものつくりしている国にはしっかり影響が。
脱炭素は必要なことだが、脱炭素しか考えていない無計画な「暴走」になっていないだろうか。

そのEUでも電力不足。


ロシア「ノルドストリームのご利用、お待ちしています」


ー半導体
毎回掲載している経済産業省の半導体戦略(概略)

ヴァイオニアをめぐるクアルコムvsマグナは、クアルコムの勝利に終わった。一度、提携承認を得ていたマグナには、ヴァイオニアから違約金が支払われるという。
個人的には自動車の受託製作を専門的に行うマグナが、自動運転領域にまで広がっていくのは興味深かったのですが・・・自動車業界のTSMCみたいな話、面白くないですか?


ー蓄電池

ホント、EUがろくなもんじゃないということがわかる記事。
結局「勝てるようになるまで規制改革を行う」姿勢は、蓄電池どころか、過去F1で何が起きたかを知る人は、みんな理解しているだろう。
今回の規制も、一見「リサイクルに対する規定ができていいじゃん」と考えてしまいそうだが、そもそもレアメタルは「資源がレアなのであって、希少価値が高いわけではない」つまり、リチウムなどは安いし、鉱山による収益に頼るアフリカはこれで生産量を制限されるようなものだ。

画像1

↑のまとめは、日経クロステックさんの記事から。

そんな中、ゲルマン民族の大移動のように大挙侵入する中国EVメーカーwwwwww




●新たな世界秩序に向けて

ドイツ総選挙を受けて、連立政権樹立に向けた各党間の調整が開始。
それにしても、これだけ違っても手を組めるんだろうかw



●金融政策 ~コロナで配布したお金の行方

目指している、というけど、具体的に何をやるんだろうか。


イギリスが冷え込んでます。



●日本と世界の出来事


●テックの世界


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?