ポーカーが強くなる方法

ポーカーを強くなるためには、2点ポイントがあります。

1つ目は「経験を積む」ことです。

2つ目は「考える」ことです。

1つ目の「経験を積む」ことの重要性です。ポーカーを強くなるとは、自分のハンド(レンジ)と相手のハンド(レンジ)を精度高く、読むことだと思っています。その精度が高ければ高いほど、的確なバリュー/ブラフベットとコール/フォールドが可能になるからです。

そして、「自分のハンド(レンジ)と相手のハンド(レンジ)を精度高く読む」ためには、ハンド数を積み重ね、シチュエーション(ポジションや落ちているカード)毎の大まかな傾向を知ることが前提になります。

目安でしかないですが、経験を積むためには、最低10万ハンドは打つ必要があるでしょう。

2つ目の「考える」ことの重要性です。「考える」とは何を指すのでしょうか。私が思う「考える」は”最大期待値のプレー”を考えるということです。

”最大期待値のプレー”は、相手によって大きく異なります。例えば、ポーカースターズでありがちな例ですが、相手がバリューヘビー(ブラフとバリューで比較したときにバリューベットが多すぎているバランス)な場合には、”通常”よりもフォールドを増やすことが最大期待値のプレーとなります。またこれも、ポーカースターズでありがちな例ですが、相手がベットに対してフォールドを”通常”よりも多くしてしまうため、ブラフの割合を増やすことが最大期待値のプレーとなります。

あくまで、例であり、相手の特徴をHUDを使って確認しなければなりませんが、全体の傾向は以上に挙げた通りです。

上の例で”通常”を強調していますが、”通常”とは何を指すのでしょうか。

”通常”は”GTO”を指します。だからこそ、ピオソルバーを使って、通常のプレーは何か学習しなければならないのです。

ピオソルバーを使って、学習をすることで”通常”のプレーを習得し、バランスの取れていない相手をエクスプロイト(搾取)できるようになるのです。

ピオソルバーを使わなくても、自分と相手のレンジを把握し、相手のアクションをもとに、常に得となるプレーをできる人もいるかとは思います。

ただ、実際にアクションしたプレーの整合性が取れているかチェックをする方法がないので、上達には時間がかかると思います。

ただ結局、ピオソルバーを見ながらプレーはできないため、以下のように考えて実践をこなすことが重要です。

相手がどんなハンドをもっていそうで、自分がベットをするのか、チェックをするのか、ベットするのであれば、バリュー/ブラフにおいて、どのぐらいの金額をベットすることが得なのか。相手からベットが来た場合には、そのベット金額は、どのぐらいブラフが混じっているのか、どんなハンドのブラフがあり得るのか。バリューであれば、どんなバリューハンドがあって、どのぐらい自分が勝っているパターンがあるのか。

こんなことを1ハンド毎に、丁寧に「考える」ことが上達に繋がると考えています。

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