右膝日記 20191122

【注:後半に、膝にパッドがついている画像があります】

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この日は採血があった。予約票を見ると、受付すると10時以降に採血、と読めるよね。ところがこれが違っていて、「事前に採血して、10時に診察」だった。説明なしにわかるか…。おかげで相当に待ってしまった。診察は12時を過ぎた。

炎症が見られるようなら入院かもね、治りによっては手術しますよ、と主治医には言われていた。清拭は前日の「代理の医師」と違ってすぐ終わった。そして「手術しましょう。そのまま入院しましょう」ということになった。

「このまま自然に委ねると、肉芽(にくげ)の盛り上がり方がきれいにいかなかったり、傷が塞がってもひきつったりする。曲げ伸ばしをする部分なので、それは避けたい。ここで、傷口周辺の汚れた部分を除去します。入金期間は2週間」

2週間か、思ったよりも短いない。

「その後、植皮をするほうがいいと思います。抜糸まで2週間」

合計4週間か! でも、そのほうが早くきれいに治るというなら、お願いします。

入院となっても、いったん家に帰って準備して…となると思っていたので慌てた。急ぎ、いくつか連絡。

1122部屋

右足を水平にのせる車イスが用意され、13時30分にはベッドの上にいた。入院にあたり、胸部レントゲンと心電図をとる。16時から準備、16時30分から手術となった。

手術など初めてだ。いくつもの扉をくぐり、魚河岸の冷蔵倉庫みたいなところを抜け、いちばん奥の手術室に入った。100平米くらいあった。主治医だけでなく、応援の医師も加わったようだ。

手術は、二つの穴の間の血流も悪くなっているので、穴をつなげ、つまりは皮膚をひょうたん型に切り抜いて、そこを密閉し、滲出物と老廃物を吸い出すことで、肉芽の生成を促進するもの。陰圧創縁療法というらしい。

手術は1時間半で終了。局所麻酔をブスブス打ちながら行うのだけれど、とにかく麻酔が痛かった。それ以外は、自分の足をいじくられている鈍い痛みがあった。

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こんなふうにスポンジを置き、フィルムを貼って密閉し、吸い出すための穴を開ける。

1122ひざ

包帯を巻いて、このとおり。おれはザクになった。

1122レナシス

こういう、可搬式の吸い出し機で吸い出す。起動したときは一気にスポンジが縮むほどだが、実際は、チューブ内で液体が上りかけて…落ちる、みたいなのを繰り返していて、かわいい。これで、土日を過ごし、月曜に更新することになった。

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