右膝日記　20191122～24

11月22日（金）の術後。車イスでどうトイレを使うか看護師さんに教えていただく。初めて知ったのだが、車イス用トイレは、右左があるのだ。

私は右足を水平に固定されているので、着けるのは左足。なので、上の図の左の形のトイレに入る。車イスから伸ばした右足を真正面の壁のつけるくらいで停めると、ちょうど便器の前に左足を着くことができ、90度右回転すれば座れるのだ。もし右の形のトイレに入ると、伸ばした足が邪魔で90度左回転はちょっと面倒。

さて、少し尾籠な話。

右足を水平に伸ばしたまま便座に座る。そこで気づいた。「足を水平にしていると、出ない」ということに。大も小も。
　
女性はどうかわからないけれど、小用の場合、男性は、足を上げると、いろいろポジションがよろしくない。例えて言えば、ホースが自然以上にまがってしまう（例えてない？）。また、大の場合は、力が入らない。「大は両足を着くことが大切」と言われますが、それとほど遠い。そして、とても拭きづらい…。ウォシュレットがあるから水分を拭くだけでいいとしても。さらに言うと、なんかとても「前の方」に座らざるを得ない。たぶん、「骨盤を後傾させて浅く座る」ような姿勢になってしまうんだと思う。ウォシュレットを「いちばん前」に設定する。
　
ぜひみなさん、便座に座り、片足の膝を曲げずに水平に前に出したまま用を足す、をシミュレートしてみてほしい。ご家庭のトイレでは狭くて無理かもしれないけれど。

11月23日（土）は、ラスアンドロードさんがさっそくお見舞いに来てくれた。嬉しい。この日は点滴のみ。

11月24日（日）は、七爺さんがちょうど東京にいるということでお見舞いに来てくれた。嬉しい。この日も点滴のみ。

この日は、昼間、頭を洗った。21日（木）以来3泊ぶり。ここにはトイレに洗髪用の小さな流しがある。最初は右足が水平に突き出ているから仰向けでないと無理かと思っていたが、看護師さんと準備しているときに、普通に前にかがめば洗えることがわかったので、自分で洗う。さっぱりした。