右膝日記 20191129~1201

以前、会社関係のパーティーで、すごい肉を食べて、その脂のうまさに感動し、もう1枚食べ、それで夜に腹痛となったことがある。11月29日(金)夜、差し入れの角煮を「多いなー」「油すごいなー」と思いながら食べたら、まさにそれになってしまった。胃もたれと鈍い腹痛。

夜中、看護師さんにそれを話したところ「院内にノロと胃腸炎が多く出ている。その可能性も捨てられない」と言われる。いや、おれのは、胃からの臭いでも、角煮…。

11月30日(土)、朝から腹を下した。かなり消耗する。食欲はないので朝食も半分だけ。これを看護師さんに報告すると「病院都合ということで、月曜まで、個室に入って下さい」と言われる。つまり、隔離である。ノロじゃないよなーと思いながら、個室に移る。

1201個室 (1)

ノロかどうかは検便しないとわからない。個室のトイレに「ハット」と呼ばれる受け容器を便器にセットして用を足す。看護師さんを呼んで、それを採取してもらうのだが、なんという羞恥。。看護師さんには日常の光景なのだろうけれど。採取した便は、医師の検査指示が出るまでトイレに置いておくことに。

基本、隔離なので、探訪も控えて欲しいと言われたが、今日来る段取りの人たちは使い捨て割烹着みたいなのを着て入ることに。逆にぼくが外に出る場合はぼくが着る。

午後、古いバイクの友人が来てくれる。臨床検査技師。彼女がいるところに看護師さんがやってきて、便を持っていった。それを見た彼女、「あれはノロじゃないよ」。見るな見るなー!

15時過ぎ、別の友人が二人来てくれる。二人とも最近の入院経験があるのでいろいろ教えてもらう。

夕方、陰性という結果が出る。でも、このまま月曜まで様子を見るという。夕方に三度トイレに。だいぶ普通。しかし、体力を消耗しているので、グッタリ。夕食も少し残す。血圧も低い。19時には寝る準備をしてしまった。

12月1日(日)。朝、トイレに。また下痢。報告しないわけにはいかないので、看護師さんに言う。この日は誰の訪問もなく、ほんっとにすることがなかった。本来ならば父の一周忌なのだが、行けなかった。


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