本を読むことについて考えるー世界とつながるー
以前に本を読むことによって世界とつながっている、と書いた。世界とつながるために本を読む。なぜつながろうとするのかというと、「つながっていない」という実感があるからだ。
世界とはなにか、という問いがまずあるだろうけれども、私にとっては世界は「私以外」と言えるかもしれない。単純に言うと、見ている「私」がいて、見られている「私」がいる。「私」を見ている「なにか」が世界であり、私が見ているものも世界であるはずだ。何学なのかはわからないけれど、世界について私はこんなふうな認識でいる