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都内ぶらり散歩 旧古河庭園・六義園②

旧古河庭園を出ると、車が行き交う本郷通です
此処を辿って20分程度、JR駒込駅を過ぎた処に
六義園はあります。
旧古河庭園との園結びチケットが発売されてい
ます。200円(65歳以上)でした。
私達夫婦も、このチケットを利用しました。

六義園は江戸時代の大名庭園の中でも代表的なもので
明治11年(1878年)に三菱の創業者岩崎彌太郎氏の
別邸となりその後昭和13年(1938年)に岩崎家から
東京市に寄付されたとの事です(六義園パンフより)




この庭園が、震災や戦災、都市化の中でも
残ってきたのは素晴らしい事だと思います



さーっと風が吹き、紅葉した葉がちらほらと舞い落ちました
写真に写っていないのが残念です



滝見茶屋の傍を流れる渓流の水音に耳をそばだてました
水の音って、心が和みますね しばらく聴き入りました



遊歩道を歩いていたら、ぽつ♪という音がしました
足元に小さな赤い実が転がってきたので見上げると
まだ緑の葉っぱの中に 所々に赤い実が成っていて
それが地面に落ちた音だとわかりカメラを向けると
撮影中にもファインダーを覗く私の肩にもぽつっと
音がして軽い感触。なんか、秋に肩を叩かれたよう



緑に囲まれた静かな風景に浸っていましたが
水面に映る景色の空にビルが写って江戸時代と
現代が共生しているんだなと気づかされました



赤い葉と深い緑のコントラストが素敵で
思わずシャッターを切ってしまいました



羽つきのこの実が風に乗って新地に旅立つんだな
この実を見る度にそう思い、元気を貰っています



銀色に輝くすすきの穂はしなやかに
風になびいていました 秋だなあ



なぜ、一葉だけ赤いの?
周りと違うのになんとも
誇らしげに居る  一葉
あやかりたい

園内は時間を感じされるものが無いので、
ゆったりと過ごせました。
つつじ茶屋であかちゃんを抱いた母親が
椅子に凭れて共に爆睡してました。
穏やかで、幸せそうな雰囲気でした。
この二つの庭園は都立文化財9庭園に
取上げられています。
7庭園を巡っているので残りあと2つ
を巡れる日を楽しみに残して帰路に就き
ました。いい一日になりました。


最後まで見て頂きまして有り難うございました



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