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今、妄想中1

朝、携帯のアラームを止めて目を擦りながらリビングへ

用意された朝食を食べ、自室で制服に着替える

"行ってきまーす"

今日もいつもの時間に家を出る

通学路をお気に入りの曲を聴きながら歩く

程なくして学校に到着

上履きに履き替え教室へ

"おはよう〜"

"あ、賀喜さんおはよー"

"おはよう賀喜さん"

賀)おはよー

クラスメイトと挨拶を交わし自分席へ

朝の日課の読書を始める…

あ、自己紹介してなかった

私は賀喜遥香、高校2年生
クラスでは学級委員を務めている
自分で言うのも何だが、成績優秀だ
先生達からの評価も良いだろう
いわゆる"いい子"なのだ

今日も私は優等生として生活を

?)おっはよー!

"おはよ〜"

"おはよう金川さん"

今元気よく教室に入ってきたのは金川紗耶、私の友達、席は私の隣だ

金)かっきーおはよ!

賀)おはようやんちゃん

屈託のない笑顔、可愛い

金)ねぇねぇ昨日のテレビ見た!?、あのさ、、

他愛もない話で盛り上がる、これも私の朝の日課

金)それでね、私がこの間出かけたところが映っててさ

楽しそうに話すやんちゃん、可愛い、好き

賀)あれ?やんちゃんなんか今日雰囲気違くない?

金)え?、あ、気づいた?ちょっと前髪巻いてみたの

髪をひらひらさせるやんちゃん

賀)うっ、、

か、か、可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い

金)かっきーなら気づいてくれると思った、えへへ😁

私なら気づいてくれる?え、私のためって事?

それって、、、

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やんちゃんは私のために朝早起きして、、

金)今日はかっきーに可愛いって言ってもらうためにヘアアレンジしていこ!

鏡の前で色々試行錯誤もして

金)かっきーはどんな髪型が好きなのかな?

私のこと考えながら、、

金)これでよし!😊、行ってきまーす!

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ってことだよね?

え、やばい、、嬉しすぎて、倒れそう

"っきー、、かっきー!"

賀)はっ、、な、何?

金)急にボーッとしたから、、大丈夫?

賀)う、うん!大丈夫だよ

キーンコーンカーンコーン

鐘が鳴りホームルームが始まる

危ない危ない、勢い余って告白しそうだったよ、、全く…

この物語は、優等生でとおっている女の子が、実は妄想癖が激しい上に、同じクラスの友達にゾッコンなことを隠してるお話。








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