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今、妄想中3

本日もいつも通り学校から

"このように公式に当てはめると、答えは2になるわけだ"

金)…むずい、、

隣の席のやんちゃんは数学に苦戦中である、可愛い

"ここは今度のテスト絶対に出すから、よく勉強しておくように"

金)え、、

キーンコーンカーンコーン

"じゃあ今日はここまで"

"起立、礼"

授業終わりの挨拶を終え、次の授業の準備を始めようとすると、

金)ねぇかっきー

賀)ん?どしたのやんちゃん

金)さっき先生テストって言ってなかった?

賀)うん、言ってたね

金)何のテスト?

賀)え、中間テストだよ

金)いつ?

賀)2週間後

金)…

賀)…

えぇーーーー!?

やんちゃんの声が教室中に響いた

金)そうだっけ!?、え、嘘、いつ言ってた!?

賀)2.3週間くらい前には言ってたような、、

金)ま、まじかぁ、、

まさに絶望という表情である

賀)だ、大丈夫?

金)大丈夫じゃない、、あぁ、またひどい点とってお母さんに怒られるよ…

泣きそうなやんちゃん

あぁ、待ってその表情可愛すぎ、、写真撮りたい

右手がスマホにかかったが流石に嫌われそうなのでなんとか我慢

金)どうしよう、、、そうだ、ねぇかっきー

賀)ん?

金)もし余裕があったらでいいんだけど、、勉強教えて🙏

賀)え、

金)どうかな?

賀)全然いいよ

金)ほんとに!?、ありがと〜😭

賀)いつからやろっか?

金)んー、じゃあ今日の放課後からここで、どう?

え、それって、、

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2人は放課後の教室で勉強中
他の生徒は部活動や帰宅のためもういない
2人きりの空間…

賀)で、ここに当てはめると、、

金)わかった!答えは3!

賀)正解!

金)やったぁ!😆

賀)やんちゃん全然いけるじゃん!

金)えへへ、かっきーの教え方がうまいんだよ

賀)そう?それはよかった

金)賀喜先生だ、賀喜先生〜質問です😆

賀)はい、なんだねやんちゃん

金)ここの問題も教えてください

賀)どれどれ〜

その後も私たちは2人きりで勉強を続けた

賀)あ、やんちゃんそこ違うよ

金)え、どこ?

ミスしている箇所を直そうと消しゴムに手を伸ばす

ピトッ

賀・金)あっ

2人同時に消しゴムを取ろうとしたためお互いの手が触れた

賀)ご、ごめん///

金)ううん、大丈夫///

2人の間に沈黙が流れる

な、なんか話さなきゃ

金)あの、賀喜先生

賀)え、、なに?

金)もう一つわからないことがあります、、

賀)え、どこ?

金)せ、先生は私のこと、、どう思ってますか?

やんちゃんは私の手を握り上目遣いで聞いてきた

やば、、

賀)え、えっと、、

金)教えてください///

え、なにこれ、やばい、、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

はっ

いかんいかん今回は長めに妄想してしまった

時間は放課後、先生の手伝いを終え教室に戻る私

これから教室でやんちゃんと勉強だ

2人きりで…

私の妄想みたいな展開もある?、ないか、いや、ないとは言い切れないだろう、いや、全然ある

賀)ふぅ、、

私は息を吐き教室のドアを開けた

ガラガラ

金)あ、かっきー👋

我が愛しの生徒が1人

?)かっきー👋

…生徒が2人?

賀)えっと、、なんで弓木さんが?

やんちゃんの隣には同じクラスの弓木奈於が座っていた

金)あ、今日の放課後かっきーに勉強教えてもらうっていう話をしたら奈於ちゃんもお願いしたいって話になって

弓)是非!お願いします!

勢いよく頭を下げる弓木さん

賀)う、うん、、全然いいよ〜

描いていた妄想が早々に実現しないことが確定した賀喜さんでした


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