目覚めの【うた】
迫り来る陣痛は魂のおきて
朝日さえも闇を拭えない
悪夢にうなされ宙に彷徨うこころ
先へ行くのか戻されるのか
果てしない太古からの呼び声が
幾千もの時空を超えて
未来の言語を創り出す
月が泣く涙の雫
光りだすいびつなサナギ
絶望にのたうちまわり
わたしはただあえぐ
絶え絶えの息の中
ふと何かが宿る
時はきた
先へ行くのか戻されるのか
果てしない太古からの呼び声が
幾千もの時空を超えて
未来の言語を創り出す
かすかな記憶に耳を澄ませば
大いなる委ねに導かれ
オレンジの朝露が
ゆっくりとサナギを溶かしだす
想い出す作業が翼を創って
許すという作業で自由を手に入れた
感謝という真実の光の中で全てと繋がり
わたしは愛そのものになって羽ばたいた
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