くるりのライブ

感覚は道標のレコ発ツアー、最終日。
なんだか色々な意味で良すぎたので、感情とか色々と残しておきたいなと思い、noteを始めてみた。多分続かない。

そもそも、10月に公開された「くるりのえいが」にいたく感動し、久しぶりにくるりの単独のチケットを買った。誰かと行く予定はなかったけど、10月の頭に振られた彼女と行けたらいいな、という絶対叶うわけのない女々しい感情で2枚とった。
あの映画はそんなセンチメンタルではなかったけど、振られた直後だったので、なんか無意味に前向きな気持ちにさせられていたのだろうか。あんまその時の感情は覚えてないが、罪なヤツだぜ。

とはいえ、元カノを誘うわけにもいかず、どないしよと思っていたら、最近仲良くなった女性と行けることになった。少しだけ残念な気持ちもあったけど、ありがたいなと思い楽しみにしていたが、仕事の関係でドタキャンされた。仕方ないなと、思い切ってライブ3日前くらいに元カノを誘ってみると、当然予定があると言って断られた。受けなくてもいいダメージを無駄に受けた。悲しい。結果、1枚チケットを無駄にしてしまった。
皆さんごめんなさい。

そして当日。
お昼にバンドの練習があったので、珍しく開演30分前くらいに到着。荷物もあったため、ロッカーに荷物をいれる。これも珍しい。

どうでもいいけど、ライブ前のひとりの時間キライ。僕は何を思えばいいんでしょう。誰か教えて。

まずはサポートメンバー。
ギター 松本大樹
キーボード 野崎泰弘
コーラス 加藤哉子
ドラム 森信行、クリフアーモンド

そしてセトリ。

  1. LV69

  2. doraneco

  3. happy turn

  4. I'm really sleepy

  5. 朝顔

  6. California coconuts

  7. In Your Life

  8. The Veranda

  9. ナイロン

  10. watituti

  11. Morning Paper

  12. お祭りわっしょい

  13. すけべな女の子

  14. 虹色の天使

  15. 冬の亡霊

  16. 益荒男さん

  17. 琥珀色の街、上海蟹の朝

  18. There is (always light)

  19. 地下鉄

  20. HOW TO GO
    アンコール

  21. お化けのピーナッツ

  22. 世界はこのまま変わらない

  23. ロックンロール

  24. 尼崎の魚

  25. 東京

  26. さよならストレンジャー

1.〜7.までドラムはもっくん。
8.〜20.までドラムはクリフアーモンド。
21.〜23.はもっくん&クリフ。
24.〜26.はオリジナルメンバーのみ。

セトリ最高。
すけべな女の子とか結構レアなんじゃ。
クリフのドラムすげかった。

ドラムがクリフに代わった瞬間、完全にドラムの音が良くなった(ような気がした)。
ちょっとうわー、残酷だなっていうよく分からない感情になったけど、まあプレイスタイルが全然違うのでよく考えれば比較する意味もない。そもそももっくんはもっくんで好きだし。

終始岸田がご機嫌で、なんだかこちらも嬉しくなった。毎回ライブに行っているわけではないし、こんなもんなのかもしれないけど、自分が観てきたなかではトップクラスにご機嫌だった。

序盤のレコ発としての曲目で今のもっくんとの関係を、クリフに代わってからの今のくるりっぽさを。そして、アンコールで再び3人でのくるりを。

過去と現在を行き来するような、なんだか歴史を感じさせるライブで。

TEAM ROCK以降リアルタイムで聴いているけど、毎回ライブ行くわけでもないし、イマイチ聴かないアルバムもあった。でもやっぱりくるりが好き。そしてこれからも何やかんや好きなんだろな。そんなことを再認識させられるライブだった。

来年も再来年も、その先の皆さんのすべての年が良い年になるように。みたいなことを言って演ったHOW TO GOの尊さ。あの3人での東京のエモさ。そしてラストのさよならストレンジャーの神々しさ。良すぎる。さよならストレンジャーの前に、岸田が皆さんのためには演らないです、自分らのために演ります。と言ったのが印象的。

ラストの3人での演奏が「くるりのえいが」の本当のラストのようで、とても美しかった。3人の第2の青春が今日終わった気がして、切なくもあったけど、ハッピーエンドでもあって、ああ、最高の映画だったな、と思えた。少しだけ感傷的な岸田もなかなか見れない気がするし。

本当にチケット取ってよかった。
1枚でよかったけど笑

そして個人的にもやっと前の恋愛を終わらせられるような気がした。まあ、とか言ってまだまだ引きずるんだろうけど笑
なにせ俺はめちゃくちゃ好きだったから。
相変わらず女々しいけど、節目節目でくるりを聴いて、くるりを観て。なんだかんだ楽しい人生を送って行きたいな。

帰りに新橋で久しぶりにおにやんまを食す。
元嫁と行って以来、7、8年ぶりか?
ちく天、とり天×2ついて590円。素晴らしい。

まだまだ世の中は捨てたもんじゃないんだぜ。
ありがとう、おにやんま。
ありがとう、くるり。
前を向いて生きていけそうです。

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