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2023.1/10 フィリピの信徒への手紙4:11

これは獄中にいるパウロの言葉です。この手紙が獄中で書かれたにも関わらず、沢山の喜びという言葉が使われています。

パウロは逆境に次から次へと見舞われた人でした。
しかし、彼が人生の敗北者にならなかったのは、常にキリストに心を向け、主と交わり、いつも主に拠り頼んでいたからでした。

この御言葉は、貧しさの中でいかに耐久出来るかという禁欲的な言葉ではなく、貧しければ貧しいところにある喜びを知り、富んでいればその富を管理するところにある喜びを知るという事です。
パウロはどのような境遇にいても、そこに存在するキリストにある平安を得ていたのです。

今のコロナによる状況も決して好ましい状況ではありません…
それでも神様がご計画の内に私達をそこに置いておられる事を知る時、呟く人生から、今の状況にも意味を見出し、その中でどう生きていけばよいのかと前向きに捉える人生へと変えられていきます。

神様は、私達が困難な状況にあっても希望を失わず、喜びをもって歩む事の出来る秘訣を聖書の御言葉を通して沢山示して下さっています。
ですから私達は御言葉から沢山の励ましと慰め、勇気、気付きが与えられ、キリストにあって、どんな時にも感謝して歩む事が出来るのです。

目の前の環境や問題に目を留めるのではなく、常に神様が注いで下さっている恵みを数えながら、感謝を忘れずに神様と共に信仰の歩みをしていきたいと思います。
       古屋良子📖

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