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2023.2/2 マタイによる福音書4:19-20

イエスは漁師である彼らにとって一番信頼出来る方法で彼らの心を掴んでいかれました。人間をとる漁師…まさにこれは彼らにとって理解し易い言葉でした。
これまでは魚を捕って死なせる働きをしていたのですが、これからは人を生かす働きに招き入れられたのでした。

イエスが用いられたのは無学な人達でした。彼らは謙遜で教えを素直に受け入れる人達でした。
ペトロは多くの失敗があり、時に漁師に戻ったりと信仰に浮き沈みがありましたが、そんな彼にイエスはご自分から近づき、声をかけられました。

信仰は自らの力で手に入れる事は出来ません。イエス様の方から近づいて下さり、見つけていただき、拾ってもらう事で初めて信じる事が出来るものです。

イエス様は私達の側に立って、一番良い形で、又良いタイミングで私達に声をかけ出会って下さいます。
私達が本当に罪人である事に気づいた時、その場所が真にキリストと出会う場所となります。
私達が、自分の罪深さを知れば知る程、イエス様に接近する事が出来、その中でイエス様が力強く働いて下さるのです。

この御言葉は今日の私達にも語られている言葉です。
この時二人の漁師が網を捨てて従ったように、私達も、これまで握り締めていたものを捨てて、その声に聞き従う者でありたいと思います。
      古屋良子📖

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