ニューヨーク市のシナゴーグ（ユダヤ教の会堂）で違法地下トンネルを発見した件について
【Xのスレッド】
Breaking News: Elon Musk chosen people arrested over Illegal Tunnels found underground NYC.
— Ken Sahib (@IamKenSahib) January 9, 2024
WHAT REALLY IS GOING ON? pic.twitter.com/MlIxkGpRzM
せっかくなので
ニューヨークの地元紙『New York Daily News』
から
『ニューヨークのユダヤ教指導者』による
臓器売買などの記事を集めてみた。
① 悪徳腎臓ブローカーが最貧国の臓器を闇市場で転売
絶望的な人々を食い物にし、貪欲な臓器ブローカーの影のネットワークによって運営されている腎臓の国際的な闇市場が繁栄していることが、デイリー・ニュースの調査で判明した。
木曜日にブルックリンの男が臓器売買容疑で逮捕されたことで、特にインドの悲惨なほど貧しい外国人が腎臓のために2000ドルから1万ドルを支払われる地下ビジネスに新たなスポットライトが当てられた。
これらの腎臓は最終的に、そうでなければ死んでしまうかもしれない移植レシピエントに18万ドルもの値段で売られる。
United Network for Organ Sharingによれば、先週の時点で8万人以上のアメリカ人が腎臓移植を待っているという。
適切な正規のドナーを探すのに3年もかかるため、多くの人が地下市場に流れている、と専門家は言う。
移植用の肺も闇市場で入手可能であるが、臓器の大半は腎臓である、と専門家は言う。
闇市場の腎臓の大半は海外の病院やクリニックで移植されているが、ニューヨークでは病院関係者に知られることなく移植されているものもある、と医療倫理学者や闇市場の第一人者は言う。
「インド、中国、アフリカ、ラテンアメリカでは、貧困層が地下のネットワークを通じて裕福な買い手に腎臓を売っているのです」と、ストーニー・ブルック大学のスティーブン・ポスト教授（生命倫理学）は言う。
臓器移植を受ける患者は、一般的にこれらの国々で手術を受けることになる、と彼は言う。
「ドナーは家を買ったり、子供を大学に通わせたりするのに十分なお金を稼ぎ、医師は海外、例えばインドなど、臓器の売買など誰も気にしない、完全に合法的な病院で移植を行うのです」。
以前のニュースの臓器売買に関する調査では、旧ソビエト連邦の最貧国のひとつであるモルドビアから、生きたドナーが米国に密輸されていることが明らかになった。
臓器提供者は、偽の学生ビザや観光ビザでアメリカ（一般的にはケネディ空港）に入国し、病院に運ばれ、そこで臓器が摘出され、レシピエントに提供されていた、と政府筋は語っている。
ニュージャージー州の著名な政治家を含む44人を逮捕した、マネーロンダリングと贈収賄に関するFBIの大規模な捜査の一部であり、米国内での臓器移植を手配した容疑もかけられている。
レヴィー・イズハク・ローゼンバウムは、おとり捜査の連邦捜査官に「我々がここで要求している値段は15万ドルだ」と言ったと、検察は刑事訴状で述べている。
ローゼンバウムは、捜査官の架空の叔父のための闇市場の腎臓の基本価格を指していた。
ローゼンバウムは覆面捜査官に対し、自分は10年間臓器ブローカーをしており、米国で移植に成功した最新の取引は2週間前に行われたと語った。
後に16万ドルに増額されたその費用は、イスラエルで適切な腎臓ドナーを見つけること、適合を保証するための血液サンプル、ドナーへの支払い、ドナーを米国に運ぶための旅費などであった。
頭金は支払われたが、移植を行う病院についての話し合いはなく、ローゼンバウムは事態が進展する前に逮捕された。
ローゼンバウムは、イスラエルの医師、臓器ハンターの世界的ネットワーク、患者とドナーと移植を行なう医師をマッチングするブローカーを含む "腎臓マフィア "の仲介人であったと、人身売買を調査する『オルガン・ウォッチ』の創設者、ナンシー・シェッパー＝ヒューズは言う。
シェッパー＝ヒューズ氏によれば、このネットワークは犯罪的な実業家たち--「腎臓詐欺のマドフとでも考えてください」--が率いており、彼らは偽の慈善団体を通じて集めた資金を使い、移植を行なう医師たちに報酬を支払っているという。
ローゼンバウムはテルアビブ郊外の主要な医療センターの医師を通して働き、患者はどこで手術を受けるか選択することができた、とシェッパー＝ヒューズは言う。
シェッパー＝ヒューズによれば、アメリカでは違法な移植は比較的珍しいが、ローゼンバウムは "ニューヨークで一番頼りになる男だった "という。
ローゼンバウムを通して腎臓移植を受けたイスラエル人の一人は、シェッパー＝ヒューズにこのラビを「とても正統派だが陽気で、とても色気のない人だった。彼は下品なジョークを言うのが好きでした」
その患者は、ローゼンバウムがニューヨークの病院では移植を手配してくれなかったが、フィラデルフィアの病院では手配してくれたと語ったという。
シェッパー＝ヒューズは、地下の臓器ネットワークを、少なくとも3カ国がすべての取引に関与するピラミッドと表現した。
「違法な事業の中心はイスラエルです」
「ドナーはモルドビア、ルーマニア、中国など貧しい国々にいます。いくつかの国で活動が行われています。長い間、主な場所はトルコでした」
たとえば昨年、インドのグルガオンでは、地元の3つの病院に勤務する4人の医師と5人の看護師からなる組織が、過去9年間に400件以上の腎臓移植を行っていたと地元当局が発表した。
貧困にあえぐドナーは、腎臓1個につき、わずか1000ドル程度で募集されていたと、この騒動を捜査していたグルガオンの警官、モヒンダー・ラルは語った。
通常、ローゼンバウムのようなブローカーは、病院の移植コーディネーター（通常は看護師）と取引し、彼らがすべての手配をする。
「コーディネーターの中には悪徳業者もいれば、自暴自棄になった人々のために良いことをしようとしただけの者もいます」とシェッパー＝ヒューズは言う。
②連邦捜査局が悪徳政治家と闇腎臓密売人を摘発
開発業者から転身した密告者が、マネーロンダリング、贈収賄、そして闇市場の腎臓と偽グッチバッグの密売をめぐる驚くべき捜査で、市長、ラビ、その他数十人を逮捕した。
ハドソン川の両岸、ブルックリンとジャージーの連邦捜査官数百人が、2年にわたる捜査の対象となった44人の容疑者の家に踏み込み、高位の政治家や信頼できる宗教指導者を逮捕した。
ニューアークの連邦裁判所で罪状認否が行なわれるため、一度に12人の被告人が手首と足首に手錠をかけられて連行された。
保釈金は300万ドルと高く設定された。
ジャージー州での逮捕が広範な政治的影響を及ぼしただけでなく、倫理観の厳しいガーデンステートでも衝撃的だった。
5人のラビが逮捕されたことで、ニュージャージー州ディールとブルックリンのユダヤ人社会は動揺した。
逮捕されたユダヤ教指導者たちのほとんどは、偽のグッチやプラダのバッグの販売で得た不正な利益を隠すために、彼らの慈善団体を通じて密告者の汚れた金を洗浄していたとして告発された。
最も非道な逮捕者は、ブルックリンに住むレヴィ＝イザック・ローゼンバウム（58）で、当局によれば、彼はイスラエルの弱者から腎臓を10,000ドルで買い取り、それを160,000ドルで売りさばいていたという。
正統派ユダヤ教の指導者の一人は、イディッシュ語で恥を意味する "ションダ "と言った。
「疑惑が本当なら、最高の日ではない。不潔さは絶対的な恥だ」
2006年に銀行から数百万ドルを詐取した罪で起訴された開発者ソロモン・ドウェックという極秘情報提供者が、公表された報告書に記載されている。
ドウェクはどうやら、ラビに目をつけるようFBIに持ちかけたようだ。
ドウェクが政府から起訴されたことは、彼らのコミュニティではよく知られていたにもかかわらず、ラビは驚くことにドウェクと取引を続けていた。
ドウェクは、自分が破産状態にあり、資産を隠すことに興味があるとターゲットに話した。
彼は2007年6月から300万ドルを洗浄した。
資金洗浄者の一人がドウェクをジャージー・シティの建築検査官に紹介し、その検査官は2万ドルの賄賂を受け取り、公共汚職の捜査は打ち切られた。
政治家や候補者たちは、建築許可やその他の認可が必要だと主張するドウェクのために、何度も何度も賄賂を要求し、受け取ったと当局は述べている。
情報提供者がローゼンバウム（58歳）に出くわしたのは、マネーロンダリング（資金洗浄）の捜査の最中だった。
検察当局によれば、ローゼンバウムは10年もの間、イスラエルなど海外の弱者から腎臓を10,000ドルで買い取り、それを160,000ドルで売りさばいていたという。
刑事訴状によれば、ドウェクはローゼンバウムを秘書を装った潜入捜査官に紹介し、彼女は叔父が腎臓移植を必要としていると主張したという。
2008年2月から、潜入捜査官はローゼンバウムに、イスラエルからドナーを招き、地元以外の病院で行われる移植の段取りについて話をした。
ローゼンバウムは覆面捜査官に、「私は長い間この仕事をしている。私はいわゆる "仲人 "なのです」と語った。
彼は何カ月も、叔父の血液サンプルを海外に送って適合者を探し、医療当局の目をそらすためにどのように話をでっち上げるかを説明した。
逮捕されたローゼンバウムは、監視カメラで覆われたブルックリン区ボローパークの豪邸で、おとり捜査員に慎重であるよう念を押し、リスクが伴うため費用が高額になることを繰り返し説明したと、裁判所書類は述べている。
彼はまた、代金の半分を前金で要求し、叔父に何度も会おうとしたが、医療上の問題があると言われただけだった。
それでも彼は、この分野で10年の経験があり、「かなり多くの」移植を仲介してきたと、訴状の中で傲慢な態度に出ることもあった。
失敗は一度もない。
ブルックリンとニュージャージーにあるシナゴーグの信徒たちは、昨夜、自分たちの宗教指導者たちが、連邦検事代理の言葉を借りれば、「自分たちの広範な犯罪行為を高潔さの隠れ蓑にしていた」という疑惑に直面した。
ラビ、ソウル・カッシン（ディールのシリア系セファルディック・コミュニティーの元首席ラビ、ジェイコブ・カッシンの息子）は、ブルックリンのシャリー・ジオンにある彼のコミュニティーで、20万ドル以上の資金洗浄を行ったとされている。
「信じられませんでした」と、8月にそこでバー・ミツバを行う予定のイツィク・コーエン（13歳）は言う。
「この修道院の評判を落とすことになる。私の家族は安息日ごとにここで祈っています」
「ユダヤ人の声」誌の発行人であるデイヴィッド・ベン・ホーレン氏は、"私は、このラビたちが決して法律を破っていないことがわかり、彼らの正当性が証明されると信じています "と語った。
襲撃はまた、ブルックリン中のラビの仲間が経営する小規模な "キャッシュハウス "でも行われた。
例えば、盗聴器店やウィリアムズバーグのペンキ屋の上にあるBnoth Jerusalemと呼ばれる慈善団体などである。
FBIによれば、シェブズ・アヒム会衆のラビであるモルドチャイ・フィッシュとその弟のラヴェル・シュワルツは、情報提供者のために60万ドル近くを洗浄し、彼の小切手を受け取り、15％の分け前を取った後に現金を渡したという。
フィッシュの弁護士、マイケル・バックナーは、情報提供者は "彼の親密さと彼の家族の素晴らしい評判を利用して、彼を信頼していた私の依頼人を操った "と述べた。
③ 世界の腎臓需要、違法臓器売買の激増に拍車：報告書
腎臓の需要が世界的に（特に貧しい国々で）劇的に増加しているため、世界の保健当局は、現金目的の臓器闇市場が盛んになっていると懸念している。
世界保健機関（WHO）の統計によれば、毎年推定1万件、つまり1時間に1件以上の違法臓器売買が行われている。
世界保健機関の統計によれば、毎年推定10,000件、1時間に1件の割合で違法臓器手術が行なわれているとのことである。
「WHOの職員で移植取引を監視しているリュック・ノエル博士は言う。
「賭け金は非常に大きく、得られる利益は非常に大きい」
ガーディアン紙が日曜日に報じたところによれば、病気の患者は腎臓のために20万ドルも支払うかもしれず、中国、インド、パキスタンといった国々を訪れ、そこで貧困にあえぐドナーはわずか5000ドルで腎臓を摘出してくれるのだという。
ノエル氏によれば、腎臓は違法な臓器売買の75％を占めており、世界中で糖尿病や高血圧の患者が増加しているため、ブームになっているという。
この需要は、臓器ブローカーがビジネスの勧誘を躊躇しないことを意味する：ガーディアン紙は、中国で人気のあるツイッターのようなウェブサイト、ウェイボー（微博）で、"腎臓を提供すれば、新しいiPadが買える！"というスローガンを掲げた広告を見つけた。
このブローカーは、10日以内の手術で4,000ドル近い金額を提示していた。
一方、売り手も同じように必死なようだ。
BBCニュースは昨年、中国の17歳がiPad2とノートパソコンを買うために自分の腎臓を3,392ドルで売ったことを報じた。
中国では臓器売買は違法であり、政府は数年前に自発的なドナー・プログラムを制定し、人身売買を抑制しようとしている、とBBCニュースは伝えている。
アメリカ政府は1984年に臓器の売買を違法とした。
昨年、ブルックリンの男が、総額42万ドル相当の3件の違法な腎臓移植を仲介した罪を認めた。
レビー・イズハク・ローゼンバウムは、イスラエルの弱者から1万ドルで臓器を購入したと連邦検察は述べている。
報道によれば、ローゼンバウム（60歳）は木曜日に連邦裁判所で判決を受ける可能性があり、1件につき5年の禁固刑と最高25万ドルの罰金に処されるという。
ローゼンバウムは、米国における違法な臓器売買で有罪判決を受けた最初の人物である。
④ ブルックリンの闇腎臓ブローカー、自暴自棄になった米国人にイスラエルの臓器を販売した罪を認める
ブルックリンの男が、闇市場で腎臓を高値で売りさばいたとして木曜日に有罪を認め、臓器売買で有罪判決を受けた米国初の人物となった。
レビー・イズハク・ローゼンバウム（60歳）は、わずか3件の移植を仲介したことを認めたが、10年にわたる計画の間、実際には「かなり多くの」臓器を扱っていたとテープで自慢した。
弁護団は、ローゼンバウムを人命救助に貢献した利他的な仲介者であると説明した。
トレントン連邦裁判所で、ローゼンバウムはある事件をこう説明した：「息子は父親が腎不全だと言った。私は彼を助けた」
息子は父親が腎臓不全だと言っていた。
私は彼を助けたんだ。
検察は、ローゼンバウムが、弱い立場のイスラエル人に腎臓を提供するのにわずか1万ドルしか払わず、絶望的なアメリカ人には臓器を提供するのに12万ドル以上を請求した、利得者であることを告発した。
「人間の臓器の闇市場は、公衆衛生に対する重大な脅威であるだけでなく、救命のための治療を、それができない人々の犠牲の上に、最も余裕のある人々のために確保しているのです」と、ニュージャージー州のポール・フィッシュマン連邦検事は語った。
「われわれは、人間の尊厳に対するこのような冒涜を許さない」と述べた。
ローゼンバウムは、2月2日の判決で最高20年の懲役に直面する。
彼はまた、3つの移植に関連して得た42万ドルを没収することに同意した。
法廷で彼は、腎臓が売られていることを医師に悟られないように、それぞれのケースで偽装工作をし、ドナーとレシピエントの間に架空の関係をでっち上げたことを認めた。
彼の弁護士は、手術は「アメリカの一流病院で行われ、経験豊富で専門的な」外科医によって行われたと指摘した。
「移植は成功し、ドナーとレシピエントは現在、健康で充実した生活を送っている。
彼らは、ローゼンバウムが得た金は経費の支払いに充てられ、レシピエントは違法な腎臓を手に入れなければ死んでいただろうと主張した。
数百万ドル相当の不動産を所有するローゼンバウムは、2年前、政治家やラビを取り締まったニュージャージー州の大規模な汚職捜査で逮捕された。
FBIの情報提供者が、病気の叔父のために新しい腎臓を探しているビジネスマンを装い、ローゼンバウムはその策略にはまった。
「私はいわゆる仲人です」
「失敗したことは一度もない」
この事件は、1984年以来違法とされてきた臓器売買の陰惨な世界に光を当て、合法化すべきかどうかの議論に火をつけた。
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