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女として生きるということ
心と体の性が合致しており、異性愛者の女である。というだけでマジョリティに属するのだから、それだけでだいぶ生きやすいはずだ。
にも関わらず、私の感じていた生きづらさは何だったのだろうか。
「起こってしまったことは仕方がない」と割り切る考え方がメンヘラだった私にはまったくなかった観点であり、新鮮だった。けれど腹落ちするまでだいぶ時間がかかった。
どうしたって納得のいってないたくさんの事柄にムカついてしょうがなくて、さみしさは油断するとすぐに心の隙間に入り込んできた。ネガティブな感情とはいつだって仲良しだった。
そうやってネチョネチョメソメソと、「通り過ぎたどうしようもない事柄」についてあれこれ思案したところで、文字通り本当に「どうしようもない」のだ。
けれど、考え続ける時間も私には必要だったんだと思う。悩み尽くしてようやっとたどり着いた答えだった。
どうなりようもない。その瞬間の自分が「よかれ」と思ってやったことが、すべていい結果につながるかというと、「わからない」としか言いようがない。
対自分の努力であればシンプルに、「努力の量」で結果は良い悪いに分かれる。
これが対他人となると、予測は困難を極めるし、思い通りの結果になることは100%ない。だから他人と関わるのはストレスだよ、本当に。もうころしてくれよ俺を。
「よかれ」が「わるかれ」になってしまうこともある。けれど、選択したときにはわからなかったことなんだから、仕方がない。そういう割り切り。
「わるかれ」になるかも…と思って何の行動も起こさないことが一番の罪。そしてその罪は、未来の自分が償うハメになる。
働き続けるということは、男社会に属し続けるということ。居心地がいいはずがない。
かといって、女社会、つまり女だらけの職場など、想像しただけでゲロを吐きそうになる。
20代半ばのころ、女ばかりの職場で働いていた時期があるけれど、最の悪だった。お局って何?存在がキショすぎんか?何をカンチガイしてんのや?
あいつらの判断基準って「自分」でしかないからね。やつらの虫の居所の良い悪いで我ら下々の者は動かざるを得ないわけです。
もしかしたら男女関係ないかもな。要はパワーハラスメントだからね。おまえらって何様なんですか?憎まれっ子世に憚るたぁこのことですわね。しんでください。
自分が女だから、女のめんどくささなんて百も承知なのよ。尊敬できるとか、そういうポジティブな感情を相手に持ってない限り、「女の先輩」の相手はただただめんどくさい。女の園なんて本当にいいものじゃない。息がつまる経験だった。
40のババアが24の女子にきつく当たるなんてこれ以上ないくらい最低最悪だよな。ババアになんて何の価値もないのによ。年食ってんだから仕事はできて当然なんだし、だったら若者に対して教え導くのがテメェらの役割だろうがよ。それを放棄して若さに嫉妬してお局パワーなんか発揮してんじゃねぇぞ。心底生きてる価値なし。
まぁ、そんなんだったからさ。男の気の利かなさにしぬほどハラ立つこともあんだけど、お局のいる女だらけの職場ってもっとクソだからね。
「これやって!」「あれ手伝って!」「助けて!」「ありがとう!」って言えば素直に動くだけマシかもなと思うことがあるよ。まぁ言わないとやんないんだけど。ムカつくけど。
マジでね、女はめんどくせぇから。ババアは特にその傾向が顕著。
んー、だから弊社で紅一点のポジションを獲得したのはある意味で好き勝手できるし、局への配慮も一切不要だからラクではあるんだよな。
例外中の例外として、仕事内容がキツかった(ほとんどコールセンター)職場は、女性ばかりだけど、ケンカなんかしてる場合でないから、みんなやさしかったです。本当に。
人はいいけど仕事がキツイのパターンです。両方揃った職場ってどこにあんのや。
だからまぁ…ガムシャラトルネードの結果が今のある種の快適さにつながってるんなら、私のやったことに意味はあったんじゃないかと思って。
トルネードの瞬間には良いも悪いも考えられなかったし、自分のことはおろか、周囲に与える影響なんて考えもせず、とにかくまぁ「アンタよくやるな(笑)」というようなことをね、31歳やっておりましたね。
「気に入らねぇんだよ!!!何もかも!!!」スラダンの三井や、Free!一期の凛ちゃんに勝るとも劣らない勢いがね、ありましたよね〜
この反抗期をすべて受け止めてくださった上長に私は頭が上がりません。本来ですと中高生がやるようなことを31歳がやって申し訳ありませんでした。
でもまぁ一生懸命だった。謎の勢いときらめきがあったね。
自分の在り方、他人との関わり方、まったく上手くやれなくて、泣き怒ったあの日々のこと、確かに私の財産となっている。
まだ道半ばだ32歳。
スラダン旧アニメでも観ようかしら。
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