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「ねずみの初恋」で号泣する

 Xで広告を見かけ、「あら、明日ちゃんのセーラー服に絵が似てるわね」と思って試し読みしたところ、まんまとアプリをインストールさせられてしまいました。(内容は明日ちゃんとは似ても似つかない)
 私の日常にはなくとも、この世のどこかにはあるであろう「愛しあう男女」の姿に泣かされてしまいました。ねずみちゃんの本気の想いが32歳独身の女には刺さったよ。
 子どものころからマンガやアニメが大好きで、自然とオタクになったけど、ここのところキャラクターから「ガチ」な感情の奔流を感じると自然と涙が出てくるようになった。
 昔は同じものを観たり読んだりしてもこんなふうには多分感じなかっただろうと思う。おもしろいなと思っても、実感に乏しいとそれ以上入り込めないというか。
 現実なんか知らなくてよかったんだけど、知ってしまうとより本物のきらめきが増すね。「ここにはなくても、どこかにはある」という思いだけで、とりあえずはどうにか生きていけそう。
 ウシジマくんを読むとうつ病になるくらい敏感な人間なので、こういう裏社会の「人を人とも思っていない」連中の出てくるマンガを読むのは緊張するんだけど…久しぶりに追いかけたいと思えるマンガに出会えました。

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