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日曜日がしんどい

 人間は「身の丈に合った役割」を与えられないと気が狂うんだと実感しているところ。異動してからというもの、毎週日曜日(先週だけは連休だったため月曜日)は例外なく鬱。こんなに休み明けがおそろしいと感じるのは、GWやお盆、年末年始の長期連休明けぐらいであった。それは言い過ぎか。そこまで行かないにせよ、「土曜の夜から落ち込み始め、日曜は一日中気落ちしている」レベルではある。
 異動する前まで、毎週日曜日にここまで気分が落ち込むことはなかった。けれど若いころはいつもこんな感じだったな。高校生から20代半ばくらいまでずっとこんなんだった。(その後26歳からメンヘラ転落劇場が幕を開け現在に至る)。
 異動前の一年間は平日を「やっつける」という感覚はあっても、「なんとか次の休日まで耐える」という「時間をやり過ごす」ような感覚は微塵もなかった。この感覚は何度も経験してきたのに忘れてたし、また味わうハメになるとは夢にも思わなかった。
 今の方が圧倒的に幸福度が低い(ただしイライラ度も低い)。忙しいとイライラするけど、自分の力で一生懸命生きてる心持ちでいられたのは、間違いなく幸福だった。もう異動前の感覚を思い出せない。
 居場所がないという感覚は、人間を簡単に追いつめるものなのですね。職場は働く場所なのに仕事がないって本当にどういうことなんだろう。

 今日は覚醒する前の浅いまどろみの段階から絶望しており、「今日が終われば明日からまた行きたくもない場所に行かねばならぬ」と思い、8時前に起きてインターネットで2時間ほど遊び、その後2時間ほど寝落ち、活動を開始したのは午後からであった。毎朝弁当を作るのイヤさに、昨日はハンバーグを作って冷凍しておき、今日はカレーを作った。これで明日からの一週間はもつ。
 それから異動前に1kg痩せたのに異動後に2kg太ったので取り返しのつくうちに過食をやめないといよいよマズイ。今日は「昨日よりは少しはマシ」程度に抑えたけど、明日から夕飯はオールブランのみにしないと本当の本当に無能なデブになってしまうし、ムダな食費もかかるのでやめたいところ。けれど鏡で顔を見たら思いのほか健康的な顔つきであった。過食はやめるにせよ、三食しっかり食べた方がいいのだろう。

 去年の一番つらかったころとは、つらさの種類が違うけど、今だって結構つらい。立場を奪われて閑職に追いやられるなんて一体誰が想像しただろう。
 それならば今が笑い話になるくらい、この先幸せになってしまえばいい。「自分が幸せになることが一番の復讐」というのは、そうすることで過去のイヤな出来事やイヤな人間を忘れられるからなんだろう。同じところに留まり続けているうちは、いつまでたっても忘れられないまま、怒りや恨みに支配される人生。だったら私の方から忘れてしまえばいい。
 弊社が私を「いてもいなくても変わらないポジション」に追いやったのなら、私にも考えがある。前までは自分の意思で有給を取ることは許されなかった(ふつうにブラック企業)。でも今は「いてもいなくても変わらない責任のない立場」なのだから、バンバン有給を取って今度こそ転職活動をしてしまえばいい。やらせることないのに通勤片道1時間もかけさせて私を呼び寄せる弊社が悪い。

 私は確かに度を越した緊張しいの人見知りな上にプライドが高くメンヘラで、それが自分でもイヤでたまらないけれど、かといって○ぬ必要はない。全然ない。
 社不だなってすごく落ち込んだけど、「治る」ものではないのだろうということも薄々わかってきてしまった。溜まったストレスを食に走って一時でも解消しようとしてしまうくらい、異動先での立場がつらく感じるのは事実。それほどまでにつらいのに、バカ正直に耐え忍んで弊社クンと付き合い続ける必要があろうか?これぞ向き不向き、適性の話だというのなら、向いてる職場を探せばいいだけだよね。異動前に一生懸命頑張ったことに対する評価が全くない上に、左遷までする弊社に誓う忠誠などございません。頭が本格的なバカになる前に転職活動を終わらせないとな。

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