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僕とMちゃん エピソード2

続き。

そうだよ。
そんなときに現れたのがMちゃん。

僕は恋をする資格もないし、できないと思っていたよ。でも、恋人ができて、恋ができることに気が付いたよ。

ただ、これはすごく奇跡的な確率で出会い、恋に落ちたから、この恋が人生で最後かもしれない。そう思いながら付き合っていたよ。

そして、残念ながら別れてしまって、最後の恋がほんとに最後になってしまった。

そこから僕は、もうあのときの恋をする気持ちには二度となれないし、このまま恋をせずに残りの人生を生きていくのかな〜って思っていたよ。

別れてからの、数ヶ月はそんな気持ちで生活していました。

そう考えてると、とてものんきだよね(笑)
Mちゃんは、その数ヶ月すごく悩んで、とても不安な日々を過ごしていたのに、僕は恋がなんたらかんたらってのんきに生活してるんだからね。

そして、そんな生活をしていたときに、なんとなく登録して、なんとなく会おうって話になって、なんとなく僕の目の前に現れたのがMちゃんです。

Mちゃんと最初に会ったときの第一印象は…
正直、緊張して覚えてないや(笑)

でも、お互いすごく緊張していたけど、楽しくお喋りできそうだなぁ〜って感じたのは覚えているよ。

調べていたお店が定休日で、ちょっと焦ったけど近くの居酒屋が空いていて、少しホっとしたな。

店員さんの態度が悪かったけど、まぁ〜初対面の二人が喋るには、ちょうどいい店だったかもしれないね。

最初にお互いビールを頼んで、会った直後に話してくれた「離婚するんです」って話で、すごく盛り上がったね。

盛り上がったは失礼だけど、すごく関心をもっていっぱい聞かせてもらったよ。

で…最初はお互い緊張していたけど、喋りだしたらすごく楽しくなって、僕が第一印象で感じた「楽しくお喋りできそうだなぁ〜」ってのは正解だったね。

見た目は、可愛くて。若くて。女の子っぽくて。男が守りたくなるタイプ〜って感じだけど、

話せば話すほど、芯があって、ちゃんと人生に悩んでいて、守るモノや大切なモノがちゃんとあって…

僕とあんまり変わらないなって感じたよ。
Mちゃんと10コくらい離れている僕も芯があって、人生に悩み、守るモノや大切なモノがあるからね。

だから、年齢は関係ないんだなってそのとき感じたよ。Mちゃんに対して、年下とか経験が浅いとか、そんな偏見で接するんじゃなくて、一人の女性として、一人の大人として、対等に向き合ってみようと思いました。

ほんとに小説みたいになってしまったね😅
また、続きを書くね。

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