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夕日みたいな人でした

こんばんは。
一日お疲れさまでした。

四柱推命鑑定師の彩湖(あやこ)です。

今日は私と大切な人のことをお話ししようと思っています。
長くなりますが読んでいただけたら嬉しいです。

私は過去。
誰にも言えない心の丈を、アメブロに書いていました。
死にたくて死にたくて死にたくて。
でも自死は、もっと苦しい所へ行く…とスピリチュアルで聞いたので、できないまま長らく生きていました。


なぜ神様は、生きたいと願う人に病気を与え、死にたいと願う人に生き地獄であるこの世の中にいさせるのか。
もし寿命をあげられたならいいのに…
そんなことを本気で思っていました。
そう、ピークは越えたものの、まだまだ病んでいた頃のお話しです。


出口は必ずあるから


そんな頃、知人から…
「生きたくても生きられない人がいるんだから、言い訳せずにしっかり生きて!!!(怒)」
と、鋭い刃物で一突きれ、心を殺されました。


病んだことがない方や、病んでも自力で治したという方から見れば、正論そのものだと思います。
大切な人を亡くされた方から見てもそうだと思います。
私自身も若い頃、看護師をしていたのでそのような正論も理解できます。


でも、元気になった今でも思うのは
「生きたくても生きられない」
という辛さや苦しみと
「死にたくても死ぬことができない」
という辛さや苦しさは、全く別物で
天秤にかけられるものではないということを多くの方に知っていただきたいたいのです。


知人の発言は心だけでなく、手を汚さずに人をも殺すことのできる言葉の刃物であると今でも思います。


人と比べないで生きよう



そんな言葉で刺された頃。
私のブログを見てコメントをくれたのが、私の大切な人でした。


彼女は、肺がんで余命半年と言われていました。
自分が大変で、しかももっと生きたいはずなのに…

「私はあなたに生きていてほしい」

そう言ってくれました。
私は号泣しました。
今、思い出しても涙がでてきます。
私の命も心も救ってくれた人なのです。


そんな彼女は、神様からのご褒美をいただき
5年以上生きて、最期までご飯を美味しく食べられて、家族から愛されて。
私にラインで
「これからも、頑張ってよ。信じてるね。頑張ろうね!」
という言葉を残して、今月旅立っていきました。


また必ず逢えるよね



私にとって、とても大きな存在の彼女がもうこの世にいない。
そんな現実を受け止められているようで、受け止められていない自分がまだこうしています。


朝日のようなみんなにエネルギーを与える人…というよりは
夕日のように優しく柔らかく包み込んでくれる人でした。


彼女は、波乱万丈の人生に屈することなく力強く生き抜いた人。
いつまでも尊敬しています。


「人に心を開くことができない私。
もっと長い時間、一緒にいたかった。
でも、頑張るよ。
心が折れそうになっても
支えてくれたあなたはもうこの世にはいないから。
でも見守ってくれるって言ってたから。
私は頑張るよ。
今まで本当にありがとう。
私の寿命が来た時、迎えに来てね。
私はあなたを忘れない。
本当に本当にありがとうね。」


ありがとう
あなたを忘れません


最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました。

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