存在しないバンドの歌詞

野鼠の猥歌

唄:PINK・PUNK・PINK
作詞:PORISUKE
作曲:PORISUKE


いつでもギラつく街だから
夜も朝も終わらない
飲んだら飲んで飲めるだけ
笑ったそばから泣いている

落ちる意識は地獄じゃなくてただの路傍
この道じゃ人も空き缶もお友達

誰か聴いてくれ、野鼠の猥歌
歌詞もメロディもデタラメな
酩酊ミュージシャンが仰向けで
吐瀉物を撒き散らしながら歌う
誰か誰か聴いてくれ
今宵だけのトップスター

名前のない我々だから
出会ったそばからソーハッピー
笑って笑って理由もなしに
手繋ぎ踊ってさようなら

昨日と今日と明日の境目がどこにもない
起きながら眠り夢の中でジャンプする

誰か聴いてくれ、野鼠の猥歌
昨日とは違う歌手達が
垢と汚物まみれのステージで
千鳥足ステップを踏んで歌う
誰か誰か聴いてくれ
今宵だけのトップスター

向かう場も帰る場もないならいっそ
脳味噌も飲み込んでさァ、ダンシング
歌えや踊れや今ここが、ただ一つ、ただ一つ

誰か聴いてくれ、野鼠の猥歌
歌詞もメロディもデタラメな
酩酊ミュージシャンが仰向けで
吐瀉物を撒き散らしながら歌う
誰か誰か聴いてくれ
今宵だけのトップスター

誰か聴いてくれ、野鼠の猥歌
昨日とは違う歌手達が
垢と汚物まみれのステージで
千鳥足ステップを踏んで歌う
誰か誰か聴いてくれ
今宵だけのトップスター

通り過ぎる猫、猫、猫、猫
野鼠は今日も歌う
野鼠は今日も歌う
猥歌しか知らない、野鼠達が

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