存在しないバンドのヒット曲の歌詞

わすれちゃったや

唄：PINK・PUNK・PINK
作詞：PORISUKE
作曲：PORISUKE

毎年、寒いのわすれて
「今年めっちゃさむいね」なんて
言いながら2人歩いて
手をやっとつなげたのは半年目

かったるいだけの古文も
眠くなるだけの地理も
斜め前の君が振り向くの
それだけでただニヤニヤしちゃうの

制服の着崩し方がやっと分かってきた頃にはもう着なくなる
いつの間にかほとんどの子が後輩になってあたしたちは出てく

短いかな、長いのかな
なんかさ、そういうのどうでもいい
ねぇ

わすれちゃってよ、今日のことだけは
わすれないでね、これまでのことは
おかしいね、笑っているくせに泣くなんて
そう言う君の顔もおんなじなのに

スカート丈を短くして
君はズボンの丈を長くして
おしゃれとかじゃないのにね
大人には分からないみたいだね

今日見た空が明日には違う空に変わってることが信じれなくて
勝手に押し出されて前に流されて戻れないまま進むしかできなくて

若いのかな、幼いのかな
なんでも、あたしはあたしじゃん
ねぇ

わすれちゃってよ、今日のことだけは
わすれないでね、これまでのことは
おかしいね、笑っているくせに泣くなんて
そう言う君の顔もおんなじなのに

ありふれたものでつまらなくてでもそれが宝物だって知ってるよ
ただはしゃいで終わってなんも考えてなかったわけじゃないよ
汚い廊下もうるさいチャイムも副担任の顔も曖昧な校歌もわすれちゃうよね、わすれちゃうよな

ねぇ
わすれちゃってよ、今日のことだけは
わすれないでね、これまでのことは
おかしいね、笑っているくせに泣くなんて
そう言う君の顔もおんなじなのに

もう
わすれちゃったや、昨日のことは
わすれちゃったや、一昨日のことは
わすれちゃうよね、これまでのことは、でも
わすれないでね
わすれないでね
わすれないから、今日のことだけは

わすれちゃったや
わすれちゃったや
わすれちゃったや
思い出すから、今日のことだけは