五月革命の再来か
最近、力が入りません。
やる気がまったくない。フランスが羨ましくて。
日本と比較すると、日本のダメさ加減がハッキリと浮き彫りになって全くやる気が出なくなった。力が入らない。
フランスはゼネストに突入したようです。発端は年金支給開始年齢の引き上げです。それに対し国民が文句を言い始めました。当たり前の話ですよね。
以前からこのフランスの状況を注視していて記事でも言及しましたが、今後も目が離せません。そんなわけで、日本アホバカ教はフランスのゼネストを全力支持します。
かつてフランスでは学生を主体とした抗議活動がゼネストに発展して5月革命が起きました。そしてそれが、結果政権交代に結びつきました。知ってます？とても有名な出来事です。知らなかった人は今すぐチェックしてください。哲学者のサルトルも影響を与えました。
羨ましいなあと思うのは、思想によって社会を変えていくという当たり前の動機がフランスにはあること。
なんのために社会があるんでしょう？
みんなハッピーに幸せに暮らしたいですよね？
そんな当たり前の動機によって国民が団結できる。その当たり前さが羨ましい。
日本の場合は、財源がないから年金の支給年齢あげまーす！
はい、了解しました！で終わってしまいます。
これが日本国民です。わらっちゃいますよね。
貨幣錯覚に囚われた家畜です。
幸せが何かって考えよりも、金勘定が先に来るのが日本人です。
だから労組も横と連携しない。カネカネばかりなのが日本の労組。社会という観念が無いんですよ。自分の会社だけ利益がでていれば基本的に他人なんて知らんぷり。他人なんか死ねばいいと思ってるんです。労組には横の連携も一応あるけど、日本ではこれがいかにも胡散臭い。
一方、フランスやドイツは労組ががっつり横と連携する。労組に社会という観念があるからです。日本人の近視眼は異常です。これは脳機能に問題があるのでしょうかね。まだ分かりません。調査中です。日本の労組はアメリカが作ったからって主張があることは承知してますが、それはあまり関係ないと思います。だって、たとえそうであったとしても、日本人の異常なほどの「服従の習慣」はもともとの性質です。
今も朱子学じゃなくて利己的な陽明学やってるから日本ではどんどん労組が少なくなってきてる。おまけに非正規はもう労働者の4割。ハッキリ言って異常ですよ。今すぐに全ての労組が団結して非正規のためにゼネストやってもおかしくないレベルなのに、素通り。
頭がおかしいんですよ日本人は。他人なんか死ねばいいと思ってる。困っている人々を社会が助けようとしない。行政だけの問題じゃない。あなたです。あなた方が、社会が、彼らを放置している。日本人って、異常なほどに利己的で近視眼です。それで結局は社会全体が沈んでいってるのに、それに気が付かずに異常に無関心。ダメ民族です。哲学がないので自分達を閉じ込める家畜の檻が見えないんです。他人事のように見えても最後に自分たちも檻に誘導されるのに、まったくもって愚かとしか言いようがない。
日本の場合、まずあるのが社会思想じゃないんですよ。
まずあるのが金勘定。まずは、目先の金。まずは、自分だけが生き延びること。ダメ民族だなあって思います。（この記事に興味を持った方は前の記事三つくらいよんでみて。理由を書いてます。）
フランスでは、小学校教師の６割がストに参加してるようです。
先生らが子供を引き連れてるらしいですね。羨ましい。
そんな気合の入った教師に出会えた子供たちは幸せです。
学校の先生って本来そうあるべきなんですよ。
教師っていうのは、子どもたちを導く思想家であるべきなんです。
フランスの教師で哲学者と言えばシモーヌ・ヴェイユ。気合の入った学校の先生だった。教師が子供を導き子供に考えさせる教育をしないと社会に未来はないです。日本の教師は子供を暗記バカの奴隷に育ててるだけ。
日本の学校の先生にはアホしかいません。
気合の入った教師なんて知りません。日本は学校の先生も暗記バカしかいない。
日本人には本当に哲学のある人がいない。
教えてもらえないからでしょうけど、でも、教えてもらえないから勉強しない、受験科目にないから勉強しないっていうのがもう終わりです。直観力がないってことですからね。わたしも教えてもらってないです。自分で自主的に図書館に籠って勉強したんですから。
日本人はコンクリートジャングルのエコノミック暗記バカです。
大事なことが直感できない。だから社会のトリックが見抜けない。
前から言ってますが、日本の年金制度はわざと脆弱にされてるんです。
わざとです。それに誰も気が付かない。アホです。
これを操作することで国民をいくらでも奴隷にできるんです。
年金システムは奴隷システムのハンドルなんですよ。
フランス人は偉いですね。ボードリャールやフーコーの仕事は無駄ではなかった。年金支給年齢を上げるってことは奴隷労働が課される期間が長くなるだけです。わたしこれに対していつも文句言ってます。
わたし、みさなんと違ってバカみたいに働くの嫌なんですよ。楽しく幸せに暮らしたいんです。だからこういう問題でしっかり団結できる人々が羨ましくて羨ましくて、、、たまりません。
金勘定よりも先にあるべきは思想です。
日本人はダメ民族。
日本人には哲学や思想がある人がほとんどいません。アホしかいません。
ほんといやです。ほんといや。
おわり
写真は長周新聞さんより。ゼネストに参加する学生さんたち。
※「服従の習慣」はアーネスト・サトウの言葉。