「武力」の概念はおかしい

選挙には行きましたか?
うちは選挙前になるといつも共産党がチラシをいれてくる。
コロナ下の時には、宛名のないチラシや郵便物は入れるなとポストでっかく張り紙をしていたのに平気でチラシを入れてきたのが共産党。

それで今回入っていたチラシを読んでみるといつものごとく戦争反対ばかり。これは当たり前の話だし重要なことなのでチラシを入れてきてもいいのだけど、書いてあることが時代遅れ。「武力」はいわゆる武力だけでなくて、金融的手法も含むべきだと思う。

今回のウクライナ戦争では金融的手法が大いに活用された。
具体的に言うとスイフト(SWIFT)の停止とデフォルト戦略。
スイフトの停止とは他国との間の決済を強制的に停止すること。スイフトは銀行間で通信するためのプロトコル(決めごと)というだけで大したものではないけど、これを停止されるとお金のやりとりができなくなってしまうので大変なこと。デフォルト戦略とはロシアの国債を意図的に償還できないようにしてデフォルトさせること。日本はこのスイフト停止を主導したことになっている(主導したことにされた)。
今回の戦争は、完全に金融的手法が武器にされた戦争だったと思う。
ロシアの中央銀行の総裁が天才だったことと、ロシアの資源外交が強力で欧州のセルフ制裁になってしまうのでこの金融攻撃は回避されたけど、これはロシアだから回避できたと思う。

前から言っているけど、西側諸国の意向で恣意的にスイフトを停止できるのはかなりおかしい。これはまともな人間ならそう思うはず。だから、今、急激に基軸通貨であるドルからのシフトが起きている。これの根本原因はアメリカが戦争屋でゴロツキ国家だということだけど、具体的にはアメリカの意向でスイフトが停止できてしまうから。なぜアメリカの意向でこんな重要な国際金融システムのインフラを停止できるのか?まともな人間なら明らかにおかしいと思うはず。

これをNATOに加盟しているわけでもない本来第三者であるはずの日本が主導したんだから正気の沙汰ではない。今後あらゆる場面で問題になる可能性がある。大変な禍根を残したと言える。簡単に言えばものすごく効果のある兵糧攻めを決断したのが日本ということ(その抜け穴を作って回避したのが欧州諸国というのは滑稽過ぎる)。そして、この問題を日本のメディアは一切報道しないし、共産党も問題にしない。日本のメディアは元々ハイエナでクズ組織だから仕方ないとして、共産党が問題にしないのはおかしい。
ふたたび日露戦争を日本の側から仕掛けてしまった事の重大性がまったく日本の中で認識されていないのは驚き。この国はバカしかいない。ロシアが優しくて反撃されなかったからよかったものの、日本がやった事については検証されるべき。共産党は戦争反対といいながら日本が先制攻撃を仕掛けてしまったことをまるで認識してないか意図的にスルーしている。

共産党は明らかにおかしい。
戦前はインテリ集団だったようだけど、今はアホしかいないと思う。ここはワクチン推進してるしウクライナ戦争ではロシアを批判してる。頓珍漢過ぎる。内部からまともな反論が出ても力で抑え込んでしまう様子は見るに堪えない。完全にダメ政党になったと思う。(元々米国の許す範囲で活動できていたとの指摘もある。)
共産党の人と話すと速攻赤旗の購読を勧めてくるし、末端も変な人が異常に多い。共産党を名乗ってるのに共産主義は目指してない嘘つき政党でもある。共産党の候補者ってやたらと元教師が多いけど、教師はバカが多いので嫌い。教師は縁故採用が異常に多い公務員職種の内のひとつ。イメージにとらわれてまともな公務員だと思ってはいけない。そもそも共産党を掲げているのに経済に明るい人がいないなんて終わってる。

最近、元外交官の孫崎氏がリベラル政党の批判をしまくってるけど、共産党に対して言ってるのではないの?共産も民主もアホしかいなくて、本当に投票したい政党がない。とりあえず選挙には行って、是々非々と消去法でいちばんまともそうな人に入れてきた。
リベラルを名乗るならもうちょっと勉強してまともなことを言ったり行動したほうが良いと思う。日本はもうこんな政党しかないんだから国家として終わり。

おわり


ご参考

何度見ても素晴らしいことを言ってて感動する。もう20回くらい見た。