資本主義はみなが競争して付加価値を生み続けなければならないイデオロギーです。noteで血眼になってネタ探しをしている人たちも同じです。小銭を稼ぐために、とにかく何か新しいネタが落ちてないか探している。そういう生き方は完全にシステムの奴隷なのですが、イデオロギーがそうさせるから仕方ない。頭が悪い人は、システムを疑うということが出来ないのです。幕末に陽明学が盛んになったのと同じで、頭が悪い人は社会それ自体を疑い、問題にすることが出来ません。だから操作されてしまう。

それで、昨今、イノベーションのための哲学とか、マーケティングのための哲学とか、アホなことばかり言ってる人が異常に増えてきました。要するに、付加価値を生み出すためなら何でも使えって思考です。哲学がそんな使われ方をするものじゃないことすら理解できないわけです。だから、そんなことを言ってることが完全にクルクルパーの発想だとも理解できてない。恥ずかしい事ですよ。せっかく哲学という学問があっても豚に真珠なんですから。哲学を勉強してもなお操作されてしまってるってかなりヤバいです。

これまでの記事で言ってきたことを別の角度から言ってるだけですけど、今の時代、この付加価値を生み出すために、平気で破壊行為が行われています。

環境の破壊、人間の破壊、社会の破壊、倫理の破壊、、、、、。

昨今の動植物のゲノム改変の流れは、地球を権益化するためのものです。(過去記事にしました。化学メーカーが意図的に動植物を改変して特許化している。)薬を売るために人間を破壊する行為も横行しています。ロボディクスのために人間の意識抽出が研究されています。

書けないことも多いです。
何かが破壊されてるときに、それが、わざと破壊されてるんじゃないかな?と疑う視点は結構重要です。破壊されて、後始末したり、元に戻したりするのにお金がかかりますが、裏を返せば、誰かが儲けてるってことですよね?

付加価値競争の先にとても恐ろしいことが待っている気がしてました。
「風の谷のナウシカ」や「未来少年コナン」は、そんな競争の先にあった社会を描いた作品でしたけど、自分が生きている間に本当にそんな時代がやってくるなんて思いませんでした。腐海の森は大量消費社会にあふれる既製品。その製品は農薬に汚染されて食品添加物まみれ。それがプラスチック容器で過剰包装されている。そしてそんなものを平気で消費する荒んだ人間の心。恐ろしいハイパー現実ですよね。そんな社会が当たり前になってるんですから。

ワクチン災害は本当に核戦争級の大災害だと思います。付加価値競争の行き着いた先の人間破壊だと理解できていますか?オイルを燃やせなくなる時代に備えて、次に確実に利益を生む方法を考えたのでしょうね。人間を遺伝子的にぐちゃぐちゃに改変してしまって、今度はそれを改善する薬や治療方法が付加価値になります。破壊して作り直すことが資本主義と同義になりました。そのことを認識して、本来なら次の時代を模索すべきだと思います。

でも、恐ろしいですよね。
多くの人にそんな問題意識はありません。システムの奴隷になって、イノベーションに役に立つ哲学を探している状況。本当に笑っちゃいますよ。いや、笑うしかない。絶望です。家畜みずから家畜の檻を堅固にしてるんですから。
結局、みなさんのせいです。全部みなさんのせいです。
だーれも脳みそ使って考えないから、結局こんな時代になりました。

おわり