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タープ泊〜開放感は癒し、ときどき強風〜

2016年10月23日
3回目のソロキャンプ
昨日知り合いのコーヒー専門店へ行った
酸味が特徴的な浅煎りは好みだなぁ

どうも、たいしょうです。
僕はコーヒーが好き。
尊敬する友人がコーヒーのお店を経営してる。
会うのは3年半ぶりだ(うる覚え)。

どんな感じで言葉をかけようか...(ドキドキ)

軽い緊張を感じながらガラス張りのドアから店内をコッソリ覗いた。

ん?だれ?

お初にお目にかかるかわいい女性がカウンターの向こうに立っていた。
彼に会う前にカベが立ち塞がった。基本的に人見知りなもんで(そわそわ)。

まいどー♪

思い切ってにわか関西弁という刀を持って入店しようとチラッと考えていたが、その武器はそっと鞘に納めた。

おじゃmsますぅ...(力のない声)

まずは初対面なので丁寧なご挨拶から、当たり障りのない内容のキャッチボールを続け、友人の所在を聞いた。
最近、新店舗をオープンさせて、そこにいるとのこと。カウンターにいる女性は今連絡してみますね(極上の笑顔)と電話をしてくれて、僕が向かうことを伝えてくれた。
本当に気さくで、明るくて、丁寧な方だった。また会いに行こう(マジでかわいいから…あ、その方と妻にこの記事読まれたら、なにかが終わる気がするからヒミツでお願いします)。

アイドリングトークが長くなってしまい、すみません。本題を語っていこう。(マジで一期一会ってこのことやな)。

キャンプ衝動が抑えられない

今回のキャンプ場は初めて行く場所で、自然公園という位置付けだ。サイトへの車の乗り入れ可能で、水場やトイレ、ゴミ捨て場もあり綺麗なところだ。

動物目撃情報は過去5年ないし、そこには小さな小川があり、歩いて3分の場所に大きな川が流れている。程よい高さの木が植林されているウォーキングを楽しめる小道もある。

あぁ、こういう感じ…良き良き♪

このキャンプ場がある地域の先代町長さんは、たくさんの人に自然と不自由を楽しんでほしいという強い思いをもたれていたらしく、料金は無料でゴミやサイトの草取りなんかも地域の方がやってくださっているそうだ。

このストーリーを知った時、心がとてもほっこりしたし、お言葉に甘えさえていただき、全力で楽しむと心に誓い車を走らせた。

この頃からだ。
キャンプ場は人の力で作られ、維持している。感謝の気持ちを忘れずに、来た時よりも綺麗に利用しようと強く思ったと同時に、キャンプに行きたい衝動がグングン上がっていったことを今でも鮮明に覚えている。

タープ泊

キャンプ場につき、まずは周辺の散策だ。
ネットに書いたあった通りのかわいい小川が流れていた。自然公園なだけあって、ウォーキングコース、大きな川沿いをお散歩できる、トイレ・水場もある。
設備としては大満足である。

駐車場は約20台ほど用意されているが、サイトへの車の乗り入れは自由とのことだったので、できるだけ固い地面の場所を探して車を停めた(タイヤの跡、あんまり残したくない)。

今回は事前にYouTubeで予習した、タープの貼り方を試してみた。みなさんはパップテントというものはご存知だろうか?是非、ググってみてほしい(いや、説明せんのかーい!)。

パップテント風スタイル

かなりワイルドなキャンプスタイルを楽しんでらっしゃる方の動画でパップテントというものが紹介されていた。その時感じた素直な感想は、かっこいい!という感情ともちっと公園で馴染むカラーがいいなであった。

そこで、サブポールを購入(2本で800円)して、この形を家でイメージ、で!今回試したのである。
地面に近い側はストレッチコードをひっかけてペグダウンしている。手前のサブポール側はガイロープの真ん中をもやい結びで輪っかを作り、安定する位置を探りながらペグダウンした。

普通にタープをたてるより簡単なのでオススメだ。自分の後ろで楽しんでいる人の視線を感じないから、ぼっちでインドアなキャンパーさんは少しホッとできる(インドアなのにキャンパー?僕です)。

お約束のあれ

設営をそつなくこなし、御ビールの時間である。この1杯のために生きていると言っても過言ではない(言い過ぎだ)。

画右側は気にしないでくれ

この記事を書いていて、画面左のグラスを見て頑張ったら飲もうと心に誓った。
当時からキャンプと読書はセットだったから、今回まっちゃんさんの本を自然の中でゆっくりと堪能した(同じ日本語なのにオモロい、才がすごいです)。

もうこんな時間か

本に夢中になってたらお日様が夕日に変わっていた。あれを作ろう。

ソロキャンでソロ鍋

これをやりたかった、本日のゴールはこれだ。

豚キムチ鍋

軽くて薄いステンレス鍋に具材とキムチ鍋の素を入れ、シングルバーナーで煮るだけだ。盛り付けのセンスについては何も言わないでくれ(酔ってたし)。

マジで寒い夜には沁みる

10月後半の雪国は夜になると気温はガクッと下がる。そして、風が冷たい。
気温を数字で見た時の先入観も要素の一つだが、寒いと感じる感覚の原因は風だ。服の隙間から入ってくる風、皮膚に一番近い空気の温度が原因で体が冷えるし、寒いという感覚が襲ってくる。

気温は覚えていないが、そこそこ風がふいていた。

マジでカプサイシンさん良い仕事しますね!

食べ終わった頃には汗をかいて、豚肉の旨みの余韻を楽しんでいる自分がいた。

夜中に突風

食事が終わり、虫の声を聞きながら小さな焚き火を見つめて、心をからっぽに…いや、まあ色々仕事であったから1回リセットしたかったってのもこの時あったのよ(人生山あり谷あり)。

まあまあお酒を嗜み、キチンと火の始末をして、そのままタープの下で目を閉じた。

数時間後

自分の上空から聞こえるバサバサ〜!という音で目が覚めた。タープだ。

はっ!これ飛ぶ!!

そう思った瞬間、即行動である。
風が強く撤収作業をしても他のキャンパーさんの迷惑にはならない。それだけ強い風が吹いていた。
全てのギアを車に入れるまでの時間、約20分。

タープ泊を選択して本当に良かったと思った。普通にテント他も出してたらあと20分はかかっていた。
朝日が昇るまで、助手席のシートを倒して、睡眠の続き。車中泊が苦手な僕としてはキツかったが...まあ、仕方ない。(とほほである)

終わり

翌朝、他のキャンパーさんのタープはほぼ飛んでいた。夜中に急いで撤収したことにより、ペグが飛んだりすることなく済んだのは本当に良かった。

タープ泊は虫が気になる人からすればハードルが高い。だが、荷物が少なく環境変化にすぐ対応できる軽さというものはメリットと言っていいだろう。

朝日が昇り、空がオレンジからライトブルーに変わる時、僕は車を走らせた。コンビニでホットコーヒーと焼きそばパンを買い、帰路に着いた。

みなさんもキャンプをするときは、雨・風・雷には気をつけてくださいね。他のキャンパーさんが困っていたら助けてあげてください。僕らは共存することで思い出という宝物がハートに増えていくから

PS:なんかロマンチックでかっこいい感じの表現を最後にしたけど、書いてる自分を俯瞰で見たとき、恥ずいと感じたので...サラッと読んでくれないかー!!(照れ隠し)。

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