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花野井くんと恋の病

『花野井くんと恋の病』というマンガにハマっている

実は少女マンガが大好きである。
このお話は、
「恋がどういうものか?」
を根底から考えるお話だと思った。
アニメでもやっていて、やれヒロインがかわいくないとか、共感できないとか盛り上がらないとか色々酷評されてたけど、私にはドンピシャだった。
まず、ヒロインのほたるちゃんはかわいい!
顔の造作は平凡だけど、まっすぐに向き合って誠実につきあってくれる!マジで天使!👼
まだつきあってもいないのに、
「親切にしてくれた分は返したい!」
とひた向きに接してくれるいじらしさ!
仏か!!😭✨
 しかし、若い頃って恋愛においてやっぱり顔面がほとんど勝敗を分けるのよな、と思わされる。ほたるちゃんにいきなり惚れて告白する花野井くんは少女マンガでいうところのクラス1のイケメンであり、私からみて性格はあまりよろしくないが、感じ悪い態度をとられてもみんなだいたい顔がいいから許している。この花野井くんもそれは薄々自覚していて
「俺は顔だけはいいから人がたくさん寄ってくるけどすぐ離れる」
と口にしていた。
なんだかみていて思うのは、見た目が派手なのに性格はどちらかというと、
ど陰キャな花野井くん。
「好きな人とだけ話せたら他のやつはいらない」
「好きな人と将来同じ墓に入りたい」
「好きな人が喜んでくれるなら本当に○んだっていい」
そんなことを本気で思う暗くて一途でおもーい男子。
冒頭で女と別れるシーンはなんとなくとってつけたような振られシーンなのだが、彼はたぶん自分の美貌に見向きもせず、中身に目を向けて良さを発見してほしいのだと思う。
ほたるちゃんの友達しかり、みんな女子たちは花野井くんの美貌に多少ニヤけていたが、ほたるちゃんはこの美貌になんの関心も示さず、落ち込んでたら声をかけ、親切にされたら返そうとする。きっと花野井くんがずっと探していた存在だったのかもしれない。

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