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第二 『真実』は,いつ,どうして,『事実🟰非真実』にすり替えられたのか?(パレスチナ問題)2創り上げられた物語 episode❶

→❶共産党宣言

⑴ 何が?
 (共産党宣言の発布)

⑵ いつ?
 (1848年)

⑶ どこで?
 (フランス及びバイエルン)

⑷ 誰が?
 (カール:マルクスを仕立てた正義者同盟)

⑸ なぜ?
 (以下A及びBの脅威の同時解決)
 (A ピュタゴラス原始共産主義の普及に向け,
 anarchismというものが勃興したため)
 (B 分離同盟戦争の結果,権威側は-
 -フランス・バイエルン両国で-
 -スイスに攻め込む体制を取ったため)

⑹ どのような手法で?
 (フランス/バイエルン両国に,
 ボナパルティズム国家を建国させ,
 その軍事力にて,ゴイムの諸国を抹殺する)

※目次
1 このときイルミナティ🟰真実側
2 ⑹ボナパルティズムについて
3 ⑸アナーキズムとマルキシズムの違い
4 権威側🟰bourgeoisと
  Proletariat独裁について


※本文
1 このときイルミナティ🟰真実側

1848年に,マルクスとエンゲルスがオランダで共産党宣言を発布する際,
 当然だが,イルミナティはただの陰謀組織・マフィアとか秘密教団という位置付けであり,到底「権威」というものとは程遠い存在である。

 イルミナティの事業とは,シオン賢者の第二議定に公開されるように,ダーウィニズムといった,所謂「神が創造したこの世界」という世界観を破壊して,真実は他にあり,キリスト教・正教・イスラム教・ユダヤ教を捏造権威として告発するものだった。

 まあ,スタート地点での一神教宗教の真髄・多神教の否定とは,一神教とは発するものの,実際には,自分という個体の主権を主張する,現在の自由主義を担保する概念だったわけだが,当時の一般人は文字も読めないわけだし,周囲に巣食う弟子と称する野心家たちは,真理・真実を伝える使徒になったのでは,自分の命も危ういし,自分が権威を主宰する象徴にも成れない。

 多神教に基づくご都合主義で形成される時の権威に,媚び諂って,反教国家の偶像よろしく権威の座に取り立てられれば,自分も家族も遊んで暮らせるのに,それらを捨てて,物分かりの悪い大衆に説法して周り,清く貧しく美しく生きていこうとした人は,残念ながら,各宗派全てにおいていなかったわけである。

 筆者はそれを責めることはできない。

 もしも筆者がその立場であったら,安定した報償と名声を捨ててまで,真理を理解しようとしない大衆を救うため,無視されたり罵られたりしながら,その相手に真理を語り続ける選択をできた自信は無いからである。

 1848年には無かったが,帝政フランス・帝政ドイツを操り,権威を手にした1897年のバーゼル採択綱領であるとされる文書には,ニヒリズム・虚無主義を広めたフリドリッヒ:ニーチェの名が,ダーウィン・マルクスに次いで,イルミナティの思想戦略として明記されている。

 ニーチェが虚無主義として描いた,イルミナティ🟰著書中ツァラトゥストラが,その中で,
 全てを知る賢者に,権威を非難せず大衆を救おうとしないのは何故かと尋ね,
 自ら救われようとの意思を持たぬものを救うことは叶わぬという答えを返され,
 (それでも私は大衆を救う)との決意を持って説法の旅に出,
 人間として生きていくため(安寧に身を委ねる人間を最悪の人間)であると,
 大衆に語り続け,
 語り続け,
 語り続け,
 (おい!俺をその最低の人間にしてくれ)(俺も)(俺も)(俺も)(俺も)(最低の人間になって好きなように生きたいw)
 そういう大衆の反応に飲み込まれるに至り,
 遂に断念して,
 世を捨てて隠匿するまでを描いている。

 イルミナティとは,大衆を救おうと説法するツァラトゥストラのように,
マルクスに書かせた共産党宣言を,
『人間の義務について』を著したジュゼッペ:マッツィーニを,

そして,
 「ツァラトゥストラはかく語き」を,自分たちの戦略として1897年のバーゼル採択綱領に記載した時,
(大衆は愚かなり/強圧にて飼育するほか無し)
との絶望に心を沈めて,奪い取った権威を手放すことなく,かつて悪だと信じた強権を振るうことを,この時は受け入れている🟰権威側に転向したものだと分析して,
 それが諸兄に伝わればいいなあと,
 その思いにて本項の筆を取っている。


2 ⑹ボナパルティズムについて

これを語るに,エンゲルスの回顧録から2人の人物への評価を紹介しておきたい。

A 我々を裏切った碌でなし🟰ルイ:ナポレオン(ナポレオン3世)
B 約束を守ってくれた英傑🟰オットー:フォン:ビスマルク

●裏切った碌でなしが,帝政フランスの皇帝ナポレオン3世で,
●約束を守ってくれた英傑が,帝政ドイツの建国の雄にして,普仏戦争において,裏切り者ナポレオン3世を捕虜にしたビスマルク宰相なのである。

(裏切った/約束を守った)どちらも,
(先行してマルクス主義者と盟約している)
 この事実なくして,成立しようがない。

我々は,マルクス主義の計画実行の手順として,
❶プロレタリアート独裁の社会主義国家を設立
❷その社会主義国家の軍事力で,
 計画に賛同しない国家を滅ぼし,
❸その社会主義国家は昇華的に終焉させ,
❹国家の存在しないルールだけの世界を構築する。
↑これを【共産主義の社会】と呼び,
【それを目指す人(超少数の人)をcommune】
このように定義すると説明されている。

次項に詳細は譲るが,もともとcommunism🟰超少数主権とは,マルクスの言う,
【国家は無いけど世界政府は有る】←✖️
【主権を主張可能な最小限のコミュニティ】←◉
これがピュタゴラス教団によって唱えられた原始共産主義(communism)の定義及び,誰も言い出さない(2つの共産主義の乖離・共産主義を解釈する上での違和感)である。

本線に戻ってと,,,
 (ボナパルティズムとマルクス主義の関係)←これも誰も言い出さないので,筆者が世界で先頭きって言い出さねばならないわけだが,,,

マルクス主義をおさらいしとくと,
❗️①目的(主) 
 世界から国家は失くなり,法という人間の良心に基づき制定されたルールが人類を支配する。⭐️この考え方を(共産主義と呼び,賛同者を共産党員と定義する)
❗️②目的(複) 
 しかし,いきなりそこへ飛ぶことはできないので,いったん回り道をする。
❗️③順序1目的(複)構成部位
 プロレタリアトが独裁する社会主義国家を建国することを1とする。
❗️④順序2目的(複)構成部位
 その社会主義国家の軍事力で,この計画に反対する国家を滅ぼして回る。
❗️⑤順序2の補足1目的(複)構成部位
 この計画を容易にするためには,各国に⭐️共産党員を組織して当事国プロレタリアトを結集する共産党支部を,1国家に1支部,設立せねばならない。
❗️⑥順序2の補足2目的(複)構成部位
 各国共産党は,共産主義を実践するのではなく社会主義を実践する。
❗️⑦順序3目的(主)
 期が熟したと判断される時点で,人間の良心に基づく世界政府を組織し,その組織に昇華的に編入されることで,社会主義国家は解体的に滅失し,理想社会は実現される。
    まあ,ざっとこれが(マルキシズム)マルクス版共産主義なのだが,,,
 マルクス版と言うからには,もともとの共産主義が有るわけだ。
  しかし,マルクス版の他の共産主義は無い❗️と,日本の左側だという人々は一歩も引かないわけだが,↑一目瞭然。
 マルクスが言ってることは(社会主義)であって(共産主義)ではない。
 そもそも(赤旗は社会主義の旗)であって,黒旗が共産主義の旗である。

⭕️イメージに使用した『スカル&ボーンをあしらった黒旗』🟰エドワード:イングランドという海賊が使用した共産主義🟰無政府主義のシンボルだが,マルクス主義を除く全ての共産主義は,赤旗ではなく黒旗を使用すると,これはよく覚えていていただきたい。

 マルクスとエンゲルスは,❗️⑦順序③目的(主)に当たる組織として,
第一インターナショナル🟰日本語訳・総評🟰を1864年にロンドンにおいて立ち上げた。

 つまり,世界中に戦争を起こして回る社会主義国家とは,
 共産党宣言の発された1848年から第一インターナショナル(総評)を開会する1864年の間に,一定以上の戦争行為・敵国の殲滅を実現した社会主義国家として立地・活動された事実を必要とする。

 その社会主義国家であるはずの具体例とはどこの国か?

さて本題のボナパルティズム❗️これがその(社会主義国家であるはずの具体例)としての答えとなる。

「え〜ッ」と言われそうだが,すでに紹介した通り,ナポレオン3世はエンゲルスに裏切り者扱いされているように,マルクスとエンゲルスによって政権者の座についたことは間違いないわけだ。

そして,
(ナポレオン3世の帝政フランスがマルキシズムの社会主義国家)であるなら,

クリミア戦争で,
⚫︎ギリシャ正教の盟主国家帝政ロシア
⚫︎イスラム教盟主国家オスマン帝国
第二次イタリア統一戦争において,
⚫︎カトリック盟主国家オーストリア帝国
↑これ,ナポレオン3世が弱体化させて,
⚫︎第一インターナショナルの結成
↑このように続くのだから,

当時の(国家)て,今のようにアレも国家・コレも国家てわけじゃないので。

日本人が世界史で習う「ウィーン体制の目指した再建される中世の国家」て,江戸時代の「藩」みたいなもの。

日本❗️に当たるのは,
 カトリック 正教 イスラム教
以上↑3つなんですわ。

あと国家ではない江戸時代の藩に当たるのは,
イギリス藩
フランス藩 
ドイツは
 ブランデンブルク辺境藩→プロイセン藩-
 バイエルン藩-
 ケルン藩-
 レーゲンスブルク藩-
 トリーア藩-
 ボヘミア藩-
 ザクセン藩-
 バーデン辺境藩-
 ヴァルテンベルク藩-
 ヘッセン藩-
 ブラウンシュバイク=カレンベルク藩-※ハノーヴァーと改名して現イギリス王家
イタリアは,
 サルディニア藩-
 中部藩(サヴォア藩)-
 ロンバルディア藩-
 ヴェネツィア藩-
 両シチリア藩とその保護区としての教王領※カール:ロスチャイルド実権領域

これが1国でカトリック国家 こんな感じ。

この体制は,正教圏にもイスラム圏にも存在するが,正教圏とイスラム圏というのは,欧州以外にも植民地を保有していて,それは直接この概念には含まれない。

世界史用語では,ウィーン体制とか反動保守体制とか,
ナポレオン戦争によって失われた(欧州版幕藩体制)を,
カトリック幕府・正教幕府・イスラム幕府という3幕府の所領に戻そう と。

 この3幕府を討幕・幕末状態に持ち込む国家社会主義イデオロギー🟰マルクス主義だからね。夢ユメお間違いなきよう。

 だから日本でも,明治維新て,マルクス主義なんですよ🟰マルクスと同じ正義者同盟イルミナティのメンバーであるジェイソン:フルベッキが,世に言う(フルベッキの写真)とかの靖国精神構築・靖国神社の1号館である櫻山招魂社のこけら落としで,このフルベッキの写真を撮ったりと,その後,敵味方に分かれて戊辰戦争を戦う幕末の群雄が,フルベッキを中心に記念写真に収まっているように,彼らは世界中の幕府という幕府を内戦(軍事革命)によって殲滅・崩壊させるために,日本でも活動してるわけ。


そしてそして,
 この反動主義🟰ウィーン体制を施行するため,カトリック幕府・正教幕府・イスラム幕府の背後資本・上にも書いたけど,両シチリア王国としてカトリック教王を自城に囲うのが,諸兄よくよくご存知のユダヤ・ロスチャイルド資本であるぞよ。

そしてそして+もう一つそして,
 ボナパルティズムとは,
 この(マルキシズム)を実践させるにおいて,
🌊国家のシンボルたる血統として
🌊その血統の決定・お達しによって,指名されることがプロレタリアートの要件であり,
🌊従属人が独裁人プロレタリアートを指導者として受け入れるに,その指名者の英雄譚を当事国・国民として認識し得ねば,それが成り立たない。
 ↑
これが[ボナパルティズム]と言う形骸であって,
🌊フランスにあっては,
 ナポレオン:ボナパルトが国民が納得するプロレタリアートの指名権を有する者だから,
(ボナパルト家の主権🟰ボナパルティズム)
🌊ドイツにあっては,
 フリードリッヒ2世🟰フリードリッヒ大王が,
 フランスにおけるナポレオンのような国家の英雄であるので,
 フリードリッヒ:フォン:ホーヘンツォルレルンのホーヘンツォルレルン家が🟰ボナパルティズムのボナパルトに当たることから,
 帝政ドイツもドイツ版というだけでボナパルティズムであり,
🌊日本にあっては,
 明治維新において王政復古のシンボルとされた後醍醐天皇,
 この後醍醐天皇を輩出する南朝が正当な日本の主権者であり,
 後醍醐天皇指名のプロレタリアート/後醍醐天皇の行為を代行して殉職する楠木正成・新田義貞,
 これが日本版プロレタリアートのシンボルとして形成されたので,
 明治憲法もまた,ビスマルクのホーヘンツォルレルン家憲法に倣って,大日本帝国憲法の制定と,
 日本も,日本版というだけでボナパルティズムなのだ。

※なぜ 帝政フランス 帝政ドイツ 大日本帝国は,
 建国されたその瞬間から,富国強兵政策を敷いて近隣諸国と戦争に明け暮れるのか?
 その理由は,

共産主義の社会を実現するには,
 いったん国家社会主義を信奉するボナパルティズム軍事国家を成立させて,
  そのボナパルティズム国軍事力で近隣諸国が弱体化せねばならなかったからなのだ。


うーん,やっぱり1回じゃ終わらんな。

次回は,

3 ⑸A アナーキズムとマルキシズムの違い
4 権威側🟰bourgeoisと
  Proletariat独裁について

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