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24年4月20日note17元よしもと・ホリプロ芸人 松稔の芸能裏話17元よしもと・ホリプロ芸人 松稔の芸能裏話17五代目桂小文枝師匠歴代の弟子

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芸能裏話(17)五代目桂小文枝師匠歴代の弟子

吉本興業の中で、優秀な弟子を育てているのが、五代目桂小文枝師匠だろう。

温厚であまり怒った所を見た事がない。
そんな師匠を怒らしたのが桂小枝君だ、よほどドンクサかったのだろう。

その小枝君も大阪では、売れっ子 になっている。

一番弟子は三枝(現六代目文枝)師匠で、全国的にも知らない人はいないくらいの売れっ子。

今や吉本興業の大御所。母子家庭で苦労して育ったそうですが、そう云う暗さはぜんぜん見せなかった。

むしろ金持ちのボンボン、オシャレな感じで若者のカリスマ的存在だった。

僕が師匠に怒られた時『辛抱しいや、辛抱してたら絶対エエ事あるからな』と優しく声掛けてくれた事が嬉しかった。

さんまさんが文枝師匠の後を継いでいる感じがする。

二番弟子がきん枝兄さん、ヤングOH!OH・プロポーズ大作戦の愛の キューピットなどで活躍したが、ある事件があってから全国ネットからは 遠ざかっているが大阪では頑張っている。

三番弟子が文珍兄さん、これまた誰もが知っている有名人。

ケチと云う評判がありますが、これは本当です。

弟子同士で飲んでる時に、文珍兄さんがやって来た。

吉本のしきたりとして、先輩が後輩を見つけたらおごるようになっている。

それなのに文珍兄さん は、僕等を見つけて『おぉやってるな一緒に飲むか』「ラッキー」
僕等は おごりだと思い、高い物や飲み物を一杯頼んだ。

しかし30分位してから 『打ち合わせがあるから、行くわ』と言って先に帰ってしまった。

それも お金払わずに、オマケに文珍兄さんの分まで払うはめになった。

ケチの エピソードはまだ有ります、ザ・パンダ(きん枝、文珍、小染、八方の四人
で組んでたグループ名)で活躍している頃、四人でタクシー乗って精算の時、
文珍兄さんがお金出しますと云って、必ず一万円札で出すそうです。

すると運転手が「こまかいお金無いですか」と云われ、文珍兄さんは
「誰かこまかいお金ない」と言っていつも払わないそうです。

四番弟子が文太兄さん、地味な人だか落語の旨さは抜群。
五番弟子が文福兄さん、破天荒な人で、河内音頭や相撲甚句が得意。
もっぱら落語の仕事より、そちらの営業の方が忙しかった。

相撲やプロレス が好きで、相撲ネタの時は化粧回しを付けて、四股名は玉双(たまふたつ)
と言って、フンドシ姿で相撲甚句を唄っていた。

六番弟子が小軽兄さん、落語は2~3本しか出来ないが、小太りでキャラ クターが面白いので、テレビに良く出ていた。

全国的に有名になったのが、ドッキリの番組で、檻の中に若手が入れられて、そこにライオンを放つというもの。

殆どの若手は檻の上に登ったが小軽兄さんは登れずライオンに 噛まれて一気にブレイクした。

しかし人気だけ先行して、落語の勉強を疎かにしていたので、ライオンに噛まれた傷が消える頃、同じように人気も 無くなってテレビから消えていった。

その次に小枝君、彼の事は前にも書 いたので省略。

その次は枝女太、彼は本格派の落語家を目指していた。その次が小つぶ、

彼はベビーフェイスで若い娘に人気があって、吉本も力を入れていた。

映画の準主役に抜擢、山口組田岡組長の息子役だった。
この頃小枝君は先を越された小つぶに嫉妬していた。

小つぶも若くして人気物になったので、天狗になりすぎた。
人気は1年持たなくテレビから消えた。

五代目文枝師匠の弟子は、本格派、破天荒、人気物派の三つに分かれている。

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