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24年4月14日note16元よしもと・ホリプロ芸人 松稔の芸能裏話16吉本の超大御所 人生幸朗・生恵幸子師匠https://www.facebook.com/profile.php?id=61553536510873


芸能裏話16吉本の超大御所 人生幸朗・生恵幸子師匠

ボヤキ漫才で一世を風靡した人生幸朗師匠、吉本興業の大御所。

年を取ってから有名になった師匠だから、頑固で融通の利かない恐い人でした。

舞台がいくら延びていても、絶対巻かない(ネタ時間を少なくしない)、 必ず20~30分ネタをしていた。

これは松之助師匠とは、まるっきり反対の性格だ。面白いエピソードは数限りなく有ります。

眼が悪い師匠が、一人で飯を食べに行った。

一軒のうどん屋に入って、「きつねうどん」と注文をしたら、店の人が『はぁ?』師匠はもう一度「きつねうどん」『きつねうどんは無いんですけど』

「ほな、卵うどん」『卵うどんも無いんですけど』「何で無いねん」『そん事云われても、うち看板屋でんねん』

師匠はうどんの提灯を見て、間違って入ってしまった。

眼の悪いエピソードはまだまだあります。

エピソード②ラーメン屋さんで、「ラ-メンと餃子」って注文した。

しかし、無愛想なラーメン屋さんは返事しなかった。それに怒った師匠は

「聞いてんのか、返事くらいせぇ」と云っても返事しなかった。

「おちょくってんのか、客商売と云うのは愛想が一番やねん、お前見たいな無愛想な奴は初めてや」と懇々と説教をしている所に、出前に行ってたラーメン屋さんが帰って来た。

そこのラーメン屋さんと云うのは、カウンターだけで、その前に鏡が張ってあり、師匠は鏡に写っている自分の姿がラーメン屋さんだと思い、一人で文句を云ってたのです。

エピソードその③寿司を食べに行った時、寿司のお皿に海老の絵が書いてあった。

他の人はそのお皿に何も残って無い事は分かっていた。

しかし師匠は眼が悪いので、海老が残っていると思い、何度もお箸で掴もうとしていた。

エピソードその④てっちりを食べに行った時、てっちりとふぐ刺しを注文をした。

ふぐ刺しのお皿が来た時、師匠が店の人に「この皿何も乗ってないで?」

ふぐ刺しをあまり食べたことがなかったらしく、お皿の模様が浮き出ているから何も無いと思ったのだ。

奥さんの生恵幸子師匠が『これはこう云うもんなの』と云ったら「ケチケチせんと、もっと厚く切れ!」と訳の分からん事を云っていた。

暫くして、ふぐ刺しが全部無くなっているのに、お皿に何度のお箸でふぐ 刺しを掬い取るしぐさをしていた。

恐い人生幸朗師匠に唯一可愛がられていた、カウス・ボタン師匠。

特に カウス師匠は人生師匠によくイタズラしていた。

飛行機と云うのは靴を脱いで乗らなあかんと嘘を教えていた。

初めて飛行機に乗ったとき、タラップ の下で靴を脱ぎ飛行機に乗ったそうだ。

機内での飲食はお金がいると、これまた嘘を教えられていたので、スチュワーデスに「ねぇちゃんコーヒーとサンドイッチなんぼ」って聞いていた。

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