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24年3月23日note13元よしもと・ホリプロ芸人 松稔の芸能裏話13芸人用語・隠語Ⅱ

24年3月23日note13元よしもと・ホリプロ芸人 松稔の芸能裏話13芸人用語・隠語Ⅱ
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今回も芸人用語を書きます。東京と大阪では、ずいぶん違います。

東京は逆さに色んな事を云いますが、最近はテレビ番組などでギャグ的に使っているので、一般的に判るようになって来ましたが、本来一般の人に判らないように使っている。

大阪の場合は、まだ一般の人に判らない言葉が 一杯有ります。

ギャラの交渉なんかは、判らない方が良いから、チェー・ デー・イー・エフ・ゲー・アー・ハー・オクターブ・ナインと数える。

これは、音楽用語から来ているそうです。1~9の事で、ギャラが1万円 だったらチェー万と云う。

25万円だったらデー十ゲー万と云う。こう云う風 に言えば一般の方には判りにくい。

●ベタネタ:誰でも受けるネタ。どついたり、蹴ったり、扱けたりした誰でも分かる内容

●重い:受けないことを云う。(例)今日の客、重いからベタネタの方が 良いな。

●軽い:良く受けることを云う。(例)今日の客、軽いから何云っても笑う。

●つかみ:ネタの最初で客を笑わすこと。
つかみを失敗したら、最後まで 受けない事が多いので、昔の芸人さんは、特につかみに力を入れていた。

●落ち:笑わせるつぼ、お笑いには必ず落ちがないとウケない。

●ネタふり:笑わせる為に、落ちの前に笑いの材料を仕込む事。
今のお笑いタレントは、いきなり落ちを云ったり、ネタふりをしているのに 落ちがなかったりする。

●よごれ:見た目が汚かったり、華がない(スター性がない)貧相な人

●下ネタ:下品なネタ、エッチなネタ

●放送コード:テレビ・ラジオで云って行けない事。
差別用語、エッチな 用語。NHKは特に厳しく、CM関係もダメ!


僕らのネタでキャッチホンが入ったと云う台詞があったのですが、キャッチホンはNTTの商品だから ダメって云われた。

●タレ:女性のこと

●タレをかく:エッチをすること

●ロセン:男性のこと

●とり:舞台で一番最後にでること。
吉本の場合は、今一番人気実力が あって面白い人をとりにする。
松竹の場合は年功序列が多い。だから吉本が 逆転したと思う。

●とりネタ:ネタの最後の部分の事。G師匠がまだ弟子の頃、師匠にとりネタになったら呼びに来い。と云われて、調度マジックの人だったのでネタの中で、鳥が出てくると思ってたらしく、最後まで見てたけど鳥が出てこなか った。
おかげで、師匠は舞台に出るのが遅れてえらく怒られたらしい。

●とちる:失敗すること。弟子でとちると丸坊主にされる。
コメディNo1 前田五郎師匠の弟子で一球と云う奴が、失敗して丸坊主にして来いと云わ れて、流石に丸坊主はいやだったのでスポーツ刈りにして師匠に見せたら、 「誰がそんなオシャレにせぇ云うたんや、一厘刈りにして来い」と云われツルツルの頭になって帰ってきた。
これやったら一球じゃなく一休さんになってしも た。と落ち込んでいた。

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