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24年5月18日note20元よしもと・ホリプロ芸人 松稔の芸能裏話20 よしもとベテラン芸人のおもしろ話

24年5月18日note20元よしもと・ホリプロ芸人 松稔の芸能裏話20 よしもとベテラン芸人のおもしろ話https://www.facebook.com/profile.php?id=61553536510873

芸能裏話20よしもとベテラン芸人のおもしろ話

●一陽斎蝶一師匠(マジック)

この師匠は真面目なマジックをするのですが、普段の行動が大ボケでつい笑ってしまう。

舞台で火を使うネタをしている時、その火が頭に飛んだ。

しかし師匠の頭はカツラなので気が付かなかった。

アシスタントの女の子が小さな声で「先生、火が・・・」と云ったが、先生は気取ってネタを続けた。

暫くすると、頭から煙が出てきた、お客様はそれも演出だと思っていた。

いつもより受けているので、気を良くした師匠は笑顔で応えていた。

次ぎのネタに行く時、今度は一気に火が出てカツラが燃え始めた。

これも演出だと思い拍手喝采、やっと気付いた師匠は「アチチ、アツイ」と舞台を走り回っていた。

この時点でもお客様は気付かず大爆笑。

アシスタントの女の子が水をかけてやっと消えた。

しかし2回目の舞台はカツラが燃えたので、ハゲ頭のまま舞台に出ていた。

どこのお爺さんかと思った、まるで別人のようだった。

鳩を出すマジックの時、準備が早すぎてフトコロに長く入れすぎたので、鳩を出した時飛ぶはずなのにその場にドッテと落ちた。

お客さんはひいた。

女の子が箱の中に入り、剣を刺すマジックの時、師匠が順番を間違って剣を刺した。

すると女の子が「先生痛い」と小声でいった。すると師匠は「辛抱せい」と言っていた。

●滝あきら師匠(漫談)

村上ショージ・九十九一の師匠、あまりテレビやマスコミには出ませんが、花月にはなくてはならない芸人さんだ。

この師匠がたまたまテレビに出た時、自慢したいので、劇場に来るタレントに一人一人に同じ事を云っていた。

「あー眠たい、眠たい」『師匠どうしたんですか』「テレビの生があったんや」『そうですか』

「○○と云う番組しってるか?」『あー見た事有ります』「それに今日出てきたんや」と1時間ぐらい自慢話が続いた。

こんな師匠だから芸人のファンが多い。カウス・ボタンのカウス師匠もファンの一人でよくいたずらをしていた。

夜中の2時頃に電話を掛けて『滝あきら大先生でしょうか』すると、

滝あきら師匠が「はい、何でしょうか」『今からすぐ余興(営業)に来て欲しいのですが』

「今からって夜中の2時やで」『どうしても先生に来て貰いたいのですが』

「そんなこと言われてもな、ギャラは?」『10万なんですけど』「10万」

『はい、ダメでしょうか。ダメなら他の人に頼みます』

「ちょっと待って、もうズボンはいているから」と、夜中の2時に仕事に行く用意してたそうです。

●東洋・小菊師匠(沖縄民謡)

沖縄の民謡や踊りを見せる芸の人なので、真面目なお爺さん、お婆さんと言う感じの芸人さんです。

地方巡業の時、生まれて初めて豚カツを食べたそうです。

その時「やっぱり豚カツはうまいな、豚カツは豚に限る」と真面目な顔して言った。

これはギャグではなく本心で云ったので笑うに笑えなかった。

●笑福亭仁福兄さん(仁鶴師匠の弟子)

あるアパートの二階に下着が干してあった。

その下着を見てムラムラっとした、そして下着の匂いを嗅ごうとした。

その時人の気配がした。

困った仁福兄さんはその下着をどうすることも出来ず、最後の手段で口の中に入れて知らん振りしていた。

すると男の人が上がって来て「あっ俺のパンツがない」仁福兄さんは、男のパンツを口に入れたのでした。

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