2023年作者のスプレッドシートの編集後記



1. はじめに

どうも。oozrsbrに浮気してskrutrkに嫌われつつある梨子有咲(りこありさ)と申します。こういう編集後記を書くのは初めてなので、お手柔らかに生暖かい目で見てください。よろしくお願いします。
もう3月(もう4月なんですけど?これ書くのに一か月かける人の顔が見たいわ)になりましたが、皆さんは僕のTwitterで公開した「2023年作者の音MAD」というタイトルのスプレッドシートはご覧になられましたか?本記事はこのスプシといっしょにここで柴又を爆音で流す)読んでいただけると飲み込みやすい(かもしれない)内容となっております。最後まで読んでいただけると執筆者も地獄で喜んでくれると思います。

2. スプシ制作のきっかけ

まず、言いたいのは、このスプシを作った「きっかけ」が僕ではないということです。とある僕の配信の視聴者(以後、「相方」と表記する←論文みたいでかっこいい書き方と勝手に思ってる)がDMで10月28日に2023年に初投稿した作者をまとめたものを作り、まとめられた作者の動画を見る配信をやらないかと言われたのが最初なんですよね。ちなみに、このDMにはスプシが添付されていて、この段階で今皆さんが見ているスプシとほぼ同じ形式のものが既にできています。おかげで、僕が企画をやる決断をしてから、すぐに本題に取り掛かることができましたね。
それで、何で僕が企画を進めることにしたのかという理由ですが、大きく分けて3つあります。
①見る専の僕ができることって結局こういうことしかないんだろうなと思ったから
②単純にどれくらいのユーザーがニコニコ動画という動画投稿サイトを2023年に初めて利用したのかニコニコ動画自体を愛している僕としては気になったから。
③2023年はこういう企画が僕並びに相方の観測範囲で行われていなかったから。
僕は所詮下っ端の見る専です。動画をたくさん見ていることだけが取り柄です。取り柄と言えるようなものでもないとは思いますけどね。企画実行の決断をしたのは、多くの動画を見ている僕なら、多くの2023年作者を見つけられると自分で信じられた、取り柄になりえると思えたのが一番の理由ですね。最終的に1100を超えるアカウントをスプレッドシート内に入れることとなり、珍しく自分を信用して裏切られなかったという結果となりました。

3. 相方との役割分担

役割分担はこんな感じです。


梨子有咲:生放送本番の進行、公開用のスプレッドシートの清書、公開後のスプレッドシートの修正依頼の受付、2023年作者の発見及びデータ入力、相方が入力した作者データのチェック

相方:生放送本番で使用するスライドの制作、スプレッドシートの関数入力、データ入力のテンプレ作成、一部2023年作者のデータ入力、梨子有咲が入力したデータのチェック

具体的な作業内容

①スライド
作者の代表素材等を切り抜いて貼り付ける、代表動画等から面白いコメントを抜粋して書く、参加合作のロゴを貼る等
②データ入力
見つけた作者のユーザーページをニコニコチャートで検索して2023年以前の投稿がないかの確認、Googleで作者の名前や投稿動画を検索してYoutube等に2023年以前の投稿がないかの確認、観測範囲内で見つけた合作の参加者を調べて2023年作者がいるかの確認、10選・n選の結果の入力など
③2023年作者の発見
後ほど詳しく記述

4. 2023年作者の見つけるにあたって僕がやったこと

step -2 そもそも、どういう動画の見方をしているのか

僕がたくさんの動画を見れている理由はニコニコ動画の検索システムの存在が大きいですね。僕はそのシステムを最大限活用する動画の見方として、検索したタグが付いた動画をたくさん見るという手段をとっているだけなんですね。僕は全然偉くないんですよ。僕は暇なときに検索したタグが付いた動画が投稿されていたら見るというサイクルを毎日繰り返しているに過ぎないんです。僕の場合は動画を見るペースが遅れ気味になったら配信内で新着を見る時間を設けてサイクルが崩れないようにはしてます。質問で「巡回するタイミングが異常に早いのはなぜ?」と聞かれたことがありますが、これは「僕が暇なタイミングがいつも動画を投稿してくれてるから」としか言いようがないです。いい加減な回答で申し訳ない。

step -1 たくさん見た動画をどう整理しているのか

まず、僕が一度見て「もう一度見たい」と思った動画は「視聴リスト」というマイリストに入れます。視聴リストに入った動画は一定日数経ってから再度見て「いいな」と思った動画を「桜内梨子くらい好きな動画達」というマイリストに移します。このようにして見た動画を整理しています。その結果、2023年度は視聴リストが15件、桜内梨子くらい好きな動画達が5件の合計20件のマイリストに入ってる動画の投稿者のユーザーページから音MADの初投稿がいつなのかを全てチェックします。マイリストには最大500本の動画を入れられるので、約1万本の動画をチェックしているということなんでしょうね。(自分で書いててアレだけどバカか?)
※2024年度はこのような動画の整理の仕方を行っておりません。くれぐれも真似しないでください。

step 0 to 1  ユーザーページのチェックが終わってからの本格的♂なチェック

これでやっと本題に入れる…今までゼロだったんだよ!まだスタート地点にも立ってなかったんだよ?おかしいじゃん? ここから「除外」という名の果てのない選別作業をやっていくわけですよ。除外についてはスプレッドシートの「一覧の見方」というシートに書いてあるので、そちらを見てください。具体的にどういう選別作業をしていったかというと、まず、Youtubeなどに2023年以前の投稿がないか確認するためにユーザーネームやら動画タイトルをGoogle検索します。さらに、ニコニコチャートで2023年以前に投稿した動画が消えてないかを確認します。300アカウントくらいは相方がやってくれたので、800アカウント分くらいはその作業を繰り返しましたね… (この作業はマジで苦痛でしかなかった)

step 2 初投稿動画を見る

スプレッドシートの本編を見ていただければわかると思いますが、全作者の初投稿動画をまとめる以上、見ていない動画は改めて本当に音MADなのかを確認しました。まあ、これは大体の動画を僕が見ているから構わないんですが、タグが付いてないものも、音MADっぽいタイトルとかだった場合は全てチェックしてます。音MAD以外の動画の投稿歴が長い作者は本当にないのか確認するために動画投稿ページを永遠とスクロールするなんてこともしばしば… この企画を通して新たな動画への出会いもありましたが、新たに動画を見るという作業はコストが結構かかるもので、やっぱ辛かったとこもありましたね。BME(通称絶対流行らないアレ)とか避けてる素材の動画も見なくてはならなかったので…

step 3 音MADタグが付いてない動画は?

僕はニコニコ動画の一番誇れるポイントは検索機能にあると思っていて、基本タグ検索しか使いません。現在でも動画の巡回は「音MAD -音MADタグは外した方がいいですよ」でタグ検索して行っています。それに加えて「大変な途中下車シリーズ」「ビガビガ戦法」「人力VOCALOID」タグでも巡回してます。そのため、生放送当日の段階では、音MADタグか先述に3つのタグが付いてない限り、スプレッドシートに入っている音MADタグが付いていない動画の多くはたまたまニコレポで見つけた動画か生放送内で見かけた動画がほとんどでした。なぜ過去形なのか?これは自分が如何に動画の巡回を雑に行ってきたのかキーワード検索を使って分かったからです(主にこれに出会えたのが原因)。音MADタグが付いてなくても派生タグ(淫夢音MADリンク、フォニイ音MADリンクなど)が付いてる動画に良作が眠ってるかもしれないことが分かったんです。それからは流行りの「田所浩治(佐倉市)」の投稿者を追加し、それからは「ブルアカMAD」や先述の音MADリンクタグ、「もはや○○だけで曲作れるから」や界隈外のタグ(wrwrd、あんスタなど)を「-音MAD」を添えて検索しまくりました。その結果、生放送後に70アカウントくらいを追加することになりました。(この作業が1月・3月にかけて行われました。)

step 4 フォローしてアピールしてきた人の入力

あのスプシを公開してから僕がスプシに入れてない2023年作者が僕のことをいっぱいフォローしてきて、そこから20アカウントくらい追加したと思います。その節は大変申し訳ございませんでした。僕はどうしようもないゴミの見る専で人権も持ち合わせてないので、スプシにいなかったら引用RTしてブチギレられてもおかしくなかったのに、わざわざフォローして指摘してくれてありがたかったです。

5. 反省点

作者名をミスタイプしていたのは最大の反省点ですね。昔、校閲作業をパソコン部で散々やっていたので、そういうミスはすぐに気づくのですが、疲れが出てましたね…
あと漏れが多すぎる。別に見ていない動画の投稿者なら自分を責めずに済むんですけど、先述したとおり、視聴済み動画の投稿者からフォローが飛んできて指摘されてるところを見ると、猛省するべきなのかなと感じました。
そして、一番の反省点はこのスプレッドシートの公開を自分の都合だけで一か月遅らせたことですね。マジで最悪だと思います。貶してくれて全然構わないと思ってます。本当に申し訳ございませんでした。

6. スプシ制作にあたって気づいたこと

ⅰ)この企画で流行を振り返ることができること

2023年も多くの素材・曲が大規模・小規模ありますが、ブームになりました。そして、ブームが起きる度にそのブームきっかけで動画を初めて製作するという人が出てきて、それがこのスプレッドシートにまとまる訳ですね。まさにスプレッドシートが流行を振り返る手段と化した訳です。あと、恐らく複垢なんだろうけど、油そばの社長とかおしゃべりクソメガネのタイトルコールとかを投稿する専用のアカウントとかのおかげでさらに流行を振り返る手段としての精度が上がってたりはします。ただ、1つ言いたいこととしては、ブームに乗っかって動画を投稿したはいいもののそれ以降の動画の投稿が無いというパターンもかなり見てきたので、そこは悲しい事実が垣間見えたと感じました。

ⅱ)「もはや○○だけで曲作れるから」ブームが与えた影響

そもそもこのブームの元凶ミヤコのMMDの人2023年作者という事実が今でも衝撃的ですね。先述通り、ブームきっかけで音MADを初めて製作するという流れが顕著に見られたと言いましたが、このブームも例外なく多くの2023年作者のブームを生んだのですが、実は他のブームと少し異なる点があります。これは元凶がDTM経験者(そもそも初投稿動画が自作曲MADだったりする)であることと動画構成が音MADの音作りのやり方に迫っていたというのが大きいとは思うのですが、作曲経験者の初投稿が目立ってます。普段はボーカロイドなどの他界隈の動画を投稿している人が音MADを作るきっかけとなったブームという訳なんですね。こんなことなかなか起きるものじゃないと思います。僕はニコニコ動画において異なる二つ以上のジャンルのコンテンツが繋がり合えるというのを一種の「ニコニコ動画らしさ」と考えていて、まさにそれを見せつけられた感じがして、本当に嬉しかったです。作者の投稿歴の調査をしたときに楽しかった瞬間でしたね。

ⅲ) 2023年作者の威力

そして何よりもこれですね。僕が今まであまり作者が誰かというものをあまり重視するタイプではなかったので、僕の癖に刺さった動画がかなり2023年作者の手によって作られていることを知りただ驚くばかりでした。(以下そのほんの一例)
「偉そうなこと言うな」と言われること覚悟で言いますが、もっと自信もって動画投稿をしてくれると個人的には嬉しいです!

自分で列挙しといてアレだけど、これらの癖に刺さった動画の共通項があれば誰か教えてください。

7. 2024年版はあるのか?

申し訳ないですが、結論から申し上げますと、現在のところ、2024年版を僕の方で制作する予定は一切ございません。理由といたしましては、そもそも僕の方で何かしらの企画を立てること自体に理由・意味・必要性・価値などを全く感じなくなったからというのが一番ですね。簡潔に言うと鬱になってます。

鬱(冗談抜きで)

2024年版を作りたい方、勝手に後継してくれて構わないです。テンプレもそれ用に2023年版のスプシに初投稿動画からユーザーアイコン・ユーザーネーム・ユーザーページURL・初投稿動画タイトル・初投稿動画投稿日時を取得する関数とユーザーの重複確認ができる関数を本編シートの一番最後に載せてあるので、使っていただいて構いません。せめて3人以上で除外担当・入力チェック担当・発見担当あたりで分けてやって、僕が2024年作者の発見担当するから、じゃ、後のニコニコチャートでどうこうするとかは他の人に任せるリコね~という感じなら、なんとかやれなくはないということは考えております。(というかあれを2人でするのは普通にキツいところもあるので…)

じゃあ 僕は作者探すから あとは よろしくね!

8. おわりに

今の僕が生きることができるのはニコニコ動画で、音MADで、たくさんのものに出会えることができたからです。僕が音MADを見続けている理由も生きるためです。皆さんにもニコニコ動画・音MADを通して出会いがあることを願って終わりの挨拶とさせていただきます。皆さん、おつ梨子~

これからもほ~んと色んなことがあると思うけどこれからも楽しみだね!

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