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クリニックへ②

行ってきた、電車に乗って隣県へ


 まだ一回しか通っていませんが、今のところ問題ありません。終わり

 なんていうのは冗談ですが、良かったです。思うに一番良かったのは隣県だったことかもしれません。電車で通うのですが、友人と行ったことはあっても、自分ひとりでその県に行くのは初めてでした。とても不安でした。新しいこと、場所へチャレンジすることがとても苦手なので、本当に不安でした。しかし、いざ電車に乗って自分の住む土地を少しづつ離れていくと、どんどん心が軽くなっていったのです。

 県をまたぎ切ったときには何かホッとして、こんなに心が落ち着いているの久しぶりかも・・・・、窓の外を見つめながら思わず涙ぐんでしまいました。その時、あぁ、今私が住んでいる土地はもう、私にとって安全な場所ではないんだなあと何か悟ってしまいました。家ですら落ち着かないのです。仕事のストレスに苛まれ、四六時中そのことばかり考えてしまい、常に追い込まれているのです。一番安全であるはずの自分の住まいですら私には苦しみの場所だとインプットされてしまったようです。

駅に着いた。クリニックはどこ


 目的の駅に付き、電車を降りて、病院の方を探しながら歩き始めました。自分一人では恐ろしくとてもできる自信がなかったのですが、いざ自分一人で行ってみると、なんだ、案外簡単だった・・・・、と拍子抜けしました。不安だったので、友達とラインしながら行ったのですが、着いたとき、思ったより簡単だったとつぶやいたら、そりゃそう、と笑われました。

駅内に示された案内に従いながら駅を出て、遂にクリニックにたどり着きました。おおおお〜、ここかー、と感動を噛み締め、お手洗いで気持ちを整えてクリニックに入りました。受付の方たちと院内の雰囲気はよく、変な緊張はありませんでした。というより、ここは安全という安心感に包まれていたので、家にいるよりもリラックスできていたと思います。来る前は、あなたの症状はもともとの気質です、鬱ではありません、とか言われたらどうしよう、もう立ち直れないなどと思っていたのですが、いつの間にかそんな不安も消えていました。

診察へ


 待ち時間は多少有ったと思いますが、病院で待つことには慣れているのでこちらもあまり苦ではありませんでした。これを待てば救われるという思いもありましたしね。30分とかは余裕で待っていたと思います。

何人か先生がいるようで、自分の待つ席に近い先生が多分二人いたのですが、静かそうな先生と、明るい雰囲気で、入室の際の挨拶がよく聞こえて来る先生がいました。私はどの先生になるんだろうと思っていたら、いよいよきました順番が。

ドキドキドキドキ・・・・・・、

 静かなタイプの先生でした〜。静かというより穏やかな先生ですね。先生の簡単な挨拶の後、私はこの数ヶ月を乗り切れればいいことを伝え、先生の質問に従って現状と原因を話していきました。そして晴れて鬱の診断を頂きました。

鬱だってさ


 まあ、そうですよね。鬱だろうとなんだろうと状態が改善できればそれでいいです。適応障害かと思っていたのですが、鬱ということでした。

 次の診察の確認をし、診断書ももらってクリニックを後にしました。まだ勇気がなくて先生に話せていないこともあるのですが、それは次の診察で頑張って話すつもりです。きちんと治していきたいので。

 薬局でお薬ももらい、少し駅ビルをぶらぶらしてみた後電車に乗り帰路に着きました。券売機の使い方がわからず死んだかと思いました。やはり帰り道は少し落ち込んでいきました。

本当に行ってよかった


 気持ちが落ち込んでいったものの、この日は初めて一人で隣県に行ったこと、避け続けていたメンタルクリニックに足を運んだこと、2つもチャレンジをし、成功させたのです。それ以外にもその2つの成功にはいろんなチャレンジ、成功が下支えをしています。その日はできたことがたくさん有ったのです。

 チャレンジしたこと、達成したこと、病院という絶対的な安心感。これらのことからかなり精神状態が良くなったと思います。これからどうなるかはわかりませんが、健康的な状態になれるよう頑張っていきたいと思います。エイエイオー!


あ、あ、あ、そうだあとアルコール依存症もありました。まあこちらは、うーん、なんとかなるでしょう

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