碑文の行方

英雄は碑と碑文を持っていった。

英雄は少しばかり過ぎた力を使った故に、
また、自らそれを望み、
忘れられ二つの国でもない場所で碑と共に朽ちるはずであった。
過ちによる日常の終焉を語る碑文と、過ちの避け難さと人の手をも離れた性質を知る英雄が特殊な終焉を迎えたそれは、うにょりティアから少し離れた場所で見つかった。

それは空にも届く塔となり、とある集団を生み出すきっかけとなった。
その者達は「摩天楼」と呼ばれる。邨らч縺ｯ蠢倥ｌ蜴ｻ繧峨ｌ繧九％縺ｨ縺ｪ縺丞女縺醍ｶ吶′繧後ｋ