僕の生まれた使命っていうやつかな
ある晴れた冬の日の朝、僕は生まれた
僕がデュシャンヌ型筋ジストロフィーと診断されたのは、その数年後のことだ
今は笑顔を見せることが多い明るい母であるが、当時治療の可能性が見込まれていなかった筋ジスということで、大変なショックを受け、
幼い僕を連れて屋上を飛び降りようと試みたという
その時ふと母が僕の表情を見たのだが、そこで僕が
「ここで諦めちゃダメだよ 。一緒に生きていこうよ。」と表情で訴えているように感じ、我に返って飛び降りるのをやめたそうだ
その出来事を教えてくれた