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[難しい状況の中での変化]

2020年、自分の人生の中で毎年必ずあった「名古屋をどり」がコロナ禍の中、中止になった年。名古屋の舞台関係者が、「どのような活動をしているか?」をテレビ愛知さんに取材していただきました。

とても厳しい状況であった舞台衣裳の北徳さんへの取材もありました。

私も、この時は、対面でのお稽古をすべて、リモートに変え、オンラインでのお稽古をどのようにすれば、分かりやすいか?を研究しました。

そして、大学授業のうためでもありましたが、日本舞踊の基礎練習等の映像を撮り、それまでは、観た事も無かったYouTubeに、動画をUP、自分のチャンを作りました。

台本も無く、分からないことは、調べながら、1人で作るので、雑ではありますが、身体の動きを言語化するなど、興味を持ってもらえるように色々考えるのが、勉強になるのと、何より楽しくて、(なかなかできませんが今も続けています。)

⭐︎西川陽子日本舞踊 YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@Nishikawayoko.Nihonbuyo

舞台を支える仕事をされている方々の中で、「なんとかしよう…、何かないか?」の「何か」が形になったのが、北徳さんの場合は、「舞台衣裳の着付講座」と「結婚式の前撮り」。

「結婚式前撮り」は、以前からあったものですが、コロナ禍で披露宴は、自粛しても、記念のお写真は、撮りたい方が多かったようです。

今まで特にお話ししませんでしたが…、このTV番組を観て、衣裳の北徳さんに、この時、私は「舞台衣裳着付け講座」の企画書を作り、提案しました。 
(習ってみたい人がいるのではないかと思ったからです。)

北徳さんは、私のアイデアをそのまま受け入れてくださり、すぐに、
舞台衣裳の北徳さんによる、本番用の衣裳を使った、特別な「舞台衣裳着付け講座」ができ、
約2ヶ月後には、講座が、スタートして、多い時には、100組維持の講座があり、この年の12月には、再度取材をしてもらいました。(講座は、現在も続いています。)

舞台衣裳 北徳 ホームページ
https://www.kitatoku.co.jp/

ほぼ、家から出られない…と言う時期は過ぎ、各エンターテイメントも少しずつ再開され、一昨年、昨年は、西川流も「名古屋をどり」を「名古屋をどりNEO傾奇者」と新しく変化をさせ、今までとは違う形で、多くの方々にご協力をいただき、進めております。

伝統芸能も、まだまだ発展していけるのではないかと期待して、日々精進いたしております。

どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

西川陽子

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