「名古屋をどりNEO傾奇者」2024を終えて(思いつくままに…)
11月3日は、本田剛文さんのお誕生日。
おめでとうございます。
名古屋をどりNEO傾奇者のご出演も今年で3回目。
お稽古場にもずいぶん慣れてくださったと思いますし、西川流のキャストのみんなも、より親しみを感じていると思います。
一緒にお弁当を食べている時に、家元から「みんな!なかなかこんなふうに本田くんと一緒にご飯なんて食べれないんだからね!」と改めて言われるほど、なんとなくお仲間の意識が強くなってきていたと思います。
今回は、私の祖父、西川鯉三郎をモデルとしたお役でしたので、弟子である役の私たちは、一緒の場面が多かったのですが、いつも私は、「いや、こんなにかっこよくなかったよな…」と思いながらお稽古をしていました。
本物の鯉三郎は、名古屋に来た当時、とても痩せていて、「この人が家元で大丈夫かね?」と本当に思われていたようですが、統率力を持っていた人だと思いますし、人を大切にしていた人なので、お弟子さん達は、自然と「この人について行く。」と言う気持ちになったと思います。
名古屋をどりに出てくださるゲストの方々は、皆、リーダー的な才覚の持ち主の方が多いし、実際に率いている方が多いと思います。
本田さんに対してもお稽古を進めていくうちに、踊りに対する真剣さや、人がらを感じ。立役で一緒の踊りを踊っていても、私達がついていける。
女形は、きれいで、暖かく、可愛い。
役の中で、自然と、「先生!」と思えるようになり、当時のお弟子さんたちの気持ちはこんな感じだったかもしれないなぁと思えるようになってきました。
サンザさん、匠さんとの、"三羽ガラス“もそれぞれの役の性格が出ていてすごく良かったですよね。
また、違った形でも、その後の三羽ガラスでもいいので、共演が観られると嬉しいなぁと思います。
また、匠さん、彩菜ちゃんとの「名古屋をどり振り返り公演」での、3人の様子も良かったし。
今度は、手嶋さんにもいじめてもらわなきゃいけないし…。
日本舞踊のお稽古も楽しみだし。
今後もますますのご活躍を期待いたしております。
※写真・浮辺奈生子
西川陽子