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「名古屋をどりNEO傾奇者」2023を終えて(思いつくままに…)⑤

#渡辺一正さんのこと
私は、今回「はじめまして」の渡辺さんですが、姉はご出演を聞き、「あの面白い人でしょ?」と知っていました。
そして、ずいぶん前の「名古屋をどり」(中日劇場)の時、姉のまさ子が、長唄「綱館」※ 渡辺綱に腕を切り取られた羅生門の鬼(茨木(いばらき)童子)が、綱の叔母に姿を変えて物忌み中の綱の館を訪ね、腕を取り返す話※。の叔母を演じた時、鬼になって、腕を持ち、花道に入る…時の、花道の揚幕のお手伝いを渡辺さんがして下さっていたとの事。
「鬼の形相がめちゃくちゃ恐ろしかった!」(渡辺さん談)らしいです。その時、綱の役は、西川巴喜さんでしたが、たぶん、鬼が怖すぎて、"姉の怖い顔"しか覚えていないみたいです。

…と言うご縁もありますが、今回は、「私が、怪人二十面相だ!」と言いたかったのか?自分が相手を倒し、本当の二十面相である、だんな様を守ろうとした?松本警部に扮した一味の者の役。
独特なおもしろアドリブと、金魚を引っ掛けて連れて来ちゃう…と言う、どことなく「駄目だこりゃ!」と、化けきれていない?感のある役が、とても印象深く、ミステリー(一応)である作品に、コメディを入れ続けて下さり、観やすい物語になったのではないかと思っています。
サンザさんとのYouTubeも、面白くて観ちゃっています。

次は、何処で、何をみせていただけるか?楽しみです。
 西川陽子

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