人形
「殺しても殺される、」
ー-だからだ。
開国の世にはいらないとよ、時の政府は、弾圧した
、、、「もういいだろう、これ以上の血は、なぁ何を求める」
何故、そんなに血をもとめるー-明治政府よ。血で血を洗う革命の炎
その結果ー-徳川の世界において安寧をほこった猿回しも、大勢の軽業も軽視
、西洋礼賛の結果、人形は恥ずべきものとして否定された
「ま、いいんだけど」
猿回しが、。酒を飲む
「ったくよぉ、徳川の世が懐かしいぜ」
そういえば、、、殺されたんだっけ兄貴。
「、、、なんていうか」
取り残されたんだよな。この時代は血を求めてる
(平和な新時代はこない)
ー-もういやだな、
「兄貴、、、」
徳川の時代が終わり、暮らしは貧しくなった連中がいる
旧時代の遺物というやつだ。
「しょうがない、、、人形師も付き合おう」
ー--。
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