3月3日 匂いと音が記憶の芯

今日はお休みでした

七つの大罪
ふつうの軽音部
クソ女に幸あれ
モンキーターン

読みました

「すみません忘れちゃってた、ちょっと疲れてて」
が、その前のお休みの日のわたしへの、今日のお休みわたしの言い訳
過去のわたしが、未来のわたしへ託した「次のお休みにやろう…」という思い
そして延々と過去を裏切り続ける今日のわたし
延々と溜まり続けるタスク

まあ忘れてもわたしが困るだけの事だから、忘れるのだよ

一時、ここまでの物忘れはおかしいのではと不安になったけど、周りの人達もそういうし、本を読んだりラジオ聴いていれば、そういう場にいる人達も同じ事言うから、平等に与えられる衰えなんだろうなと、自分を落ち着ける

昔、タモリさんも「40過ぎると、酒を飲んだら記憶が無くなるようになった」と話してたのを聞いた気がする
そういうのは覚えてるのにさ

そう、忘れない事もある

仲良くなったのに3ヶ月で引っ越した友達の事とか、親友を怒らせた事、泣いて謝った事、別の親友に怒って泣いて謝られた事、初めて先生に怒られた日に、好きな子が励ましてくれた事、

もっと一緒に遊びたかった、なんであんな事して怒らせたんだろう、なんであんな事でわたし怒ったんだろう、なんでありがとう、わたし君のこと好きなんだ。って、言えなかったんだろう

後悔してるから覚えてるのかもしれんね

今日も、昔の「なんであんな事言っちゃったんだろう」って事、言ってしまった、会えなくなった人が夢に出てきた
3日前のわたしが今日のわたしに託した「灰皿洗え」というタスクをこなしながら「なんでかなあ」って考えてた
あの人とは一緒にタバコを吸いながら、たくさん話したな。なんて思い出しながら洗って、灰皿がピカピカになった 少しだけ、汚れが、落ちない

でも20年近く使ってるのにまだ、洗えば光ってる灰皿でわたしは嫌われ者のタバコを吸って、また汚れたら洗う 
好きな音楽を聴きながら、本や漫画や映画に泣きながら、笑いながら、タバコを吸う
そうしてまた、忘れたり忘れられなかったりする明日に備えて、スピスピ寝るのだ

賞味期限切れのスパイスの処分をする日は、誰の夢を見るのかな




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