3月24日 昨日の、書ききれなかった想いなんですけどね

今日は仕事でした

七つの大罪
神クズ⭐︎アイドル
地上最強の引きこもり
モンキーターン

読みました

「地上最強の引きこもり」はジャンプ+の読切作品だったのだけど、ああいう一風変わった青春漫画は続きを読みたくなってしまう
一風変わってなくても青春漫画は読み続けてしまう 
10代っていうのは良くも悪くもほとんどの人にとって重要な時期なんだろうな
「地上最強の引きこもり」面白かった!

地下鉄で通勤のわたし、自宅最寄駅に着いて地上に出ると「えっ!まだ空が明るい!」
ウキウキでビールを買って帰った何日前だったか

それに伴っていつもと同じ時間の帰り道で犬の散歩をしてる人も増えてきた気がする
わたしはありがたい事に犬様の興味を引くタイプのようで、すれ違う犬様の8割くらいは急に方向転換して足元に寄ってくださる

見ず知らずのわたしにあんなにワフワフ来てくださるのだから、家族の皆様にはワフワフ×100くらいなんだろう
疲れた気持ちの時にあんなワフワフがスッと寄ってきたら、それはもう…どれだけ癒される事だろうかと。
今日の帰りもモチモチポテポテトコトコと歩くワフワフを見かけて思っていた

今日は春らしく、ひとつの別れがあった
その彼はわたしの弟よりも若い男性で、3年半前に中途入社で入ってきた
「飲食は初めてなんです」と話したその子はその通り、何かと覚束ない動作だし、少しぼんやりしていたので「大丈夫かなあ」と思っていた 色々と
実際半年くらいしたら少し目がうつろになる事が増えたし、洗礼というかありがちな周りの言葉も聞こえるようになった

わたしは他愛ない、仕事に関係ない事で彼に話しかけたりした
ゲームとか漫画の話 
「内緒だけどわたし、あの人苦手なんだよ」
「あー、わかります」とか話したり
くだらない冗談を言い合ってお互い笑いすぎて、上司に睨まれたりもした

わたしが昨年、彼の担当のポジションに異動した時に「色々教えてね」と言ったら彼は
「僕が〇〇さん(わたし)に何か教える日が来るなんて」と少し笑いながら、丁寧に説明してくれた
その時にはもう、彼には後輩もいてその子達はみんな彼を慕っていたし、厳しい上司も彼には少しやんわりとしていた気がする

彼は抜群に優しい人間だったから
当然の今だ。と心から思う

そんな彼と今日は一緒に仕事をする最終日だった
お昼頃に出勤した彼は、珍しく洗いたてみたいなワフワフした頭でこちらに寄ってきた
「なんだ、そのポメラニアンみたいな頭は!」
と言うと恥ずかしそうに頭をかいて、いつもみたいに笑い合った

帰り際、話をしたら不覚にも泣きそうになってしまったのでササっと話を切り上げた
いつものように「じゃあまた明日ね!」ではなく「じゃあまたね!」と告げて

「少し心配な子だから気にかけてやろう」とか
手が空くとワフワフ寄ってくるから「どうした?」と構ってあげなきゃとか
おこがましい
いつの間にやら彼はちゃんと「頼れる仲間」になっていて
助けられていたのはわたしの方だった

帰ってからビールを飲みつつ、もう明日からはシフト表に彼の名が書かれる事は無いのだなあと思ったらさみしくて
しばらくはお昼過ぎに、ふっと寝ぼけ眼で「おはようございます」とプラプラ歩いてくる彼を思い出してしまうだろうな

まだわたしにワフワフ寄ってくる子がいる
「どうした?」「聞いてくださいよ」「なんでも聞くよ」
知ったやりとりを繰り返してるうちに、わたしが「今日も来たね」と癒されてるうちに、その子もまた「頼れる仲間」になって
いつの日かわたしをさみしくさせるんだろうなあ








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