第49回『僕が現役ホスト時代、信者タイプのお客さんが多かった理由』

うぃす!

大阪男塾の塾長です。

以前の投稿で「お客さんはホストを映す鏡」って書いたっすけど、これってほんまにこの通りなんすよ。

ホストのタイプによって、応援してくれるお客さんはガラリと変わるっすね。なのでホストがどんなキャラで、どんな「におい」を放っているかがめっちゃ大事になります。

たくさんのお客さんと接してきた、僕の区分けをお伝えすると、

①信者タイプ
②ヒロインタイプ
③メンヘラタイプ
④陽キャタイプ
⑤男勝りタイプ
⑥献身タイプ

おおまかにこの6種類っす。

結論から言うと、僕のお客さんは圧倒的に信者タイプが多かったっすね。信者タイプは、あとでじっくり語るとして、まずは他のタイプについて解説していくっすね。

②のヒロインタイプは、自己愛が強いナルシスト。自分にばかり関心が向くので、己に酔ってることが多いっすね。「私なんて…」みたいに悲劇のヒロインのポジションをとることが、三度の飯より好きっす。
接客をするときはその子に起こった悲劇と自分がどう関わればその子を満たすことが出来るか?を考えてました。

③のメンヘラタイプは、そのままなんですが気持ちが不安定なタイプっすね。前に僕のストーカーになって、売上を一気に400万円ダウンさせられた女性もこのタイプでした。
自己肯定感が低く、厄介なことに人を巻き込もうとしたり、楽しそうにしている人の気持ちを引き下げる言動も珍しくありません。
こういうタイプには飲み込まれると大変っすから、自分軸を持って接するのが大事っすね。なんせ常時、不安定っすから、こっちとしては、いちいち感情的にならないのがコツっす。
だからこそ、こーゆー子を相手するときはしっかした女性をケアするための知識が必要です。お医者さんのように淡々と処方していかないとなんで。

④の陽キャタイプは、ノリがよくてケラケラよく笑うっすね。楽しいのが大好きで、基本中身のある話をしません。
でも明るいだけかと思いきや、たまに弱って「ぽろっと本音を口にする」ことがあります。それを言ってくれるってことは、こちらに心を許してくれてるってことでもあるんすよね。
弱音を吐いてくれたときは、自己開示している瞬間っすね。しっかり耳を傾けて、相手のコアにある部分を掴むっす。

⑤の男勝りタイプは、主導権を握りたがります。勝気なので人間関係の中で、たびたびマウント合戦をしてケンカしたり、揉めることも少なくないっす。
このタイプは自分が主導権を握れたら、すごく安心するんすよね。配下にいる人間の面倒をしっかり見るという特徴の持ち主。
なので、僕はあえてマウントをとらせてあげてました。それだけで、びっくりするくらい態度が変わるっすよ。主導権を握れないと不安になり、ポテンシャルを発揮しづらくなるタイプでもあるっすね。
男は女の上に立ちたい性分もあるっすけど、ここは割り切って下になってあげるっす。

⑥の献身タイプは、母性あふれるお姉さん、行き過ぎるとお母さんみたいになる人たちっすね。慈しみの心を持っていて「誰かを支えたり、助けたい」という願望が強いっす。どっちか言うと、福祉職の人に多いかもしれないっすね。
僕は人に弱音を吐かないタイプなんすけど、母性の強い献身タイプの女性と接するときは「あえて弱い部分を出して相談に乗ってもらう」ことが多かったっす。

では、僕と最も相性が良かった①の信者タイプの解説に入るっすね。
僕はガンガン前に出るアグレッシブな性格なので、信者タイプの人とは凸凹が合いやすいんす。
気づけば「この人についていく」という関係になやすかったんすよ。
信者タイプは推しを探してるんすよ。こういう人たちは、没頭できるような趣味がありませんどっちか言うと、ひとりで考えるのも苦手かもしんないすね。
普段の暮らしで生きがいを感じられていない人も少なくないっすね。主体性がないんで、自分から動いて何かを切り開いたりするのも苦手。
とにかく僕は彼女たちに強めの思想を語り「俺を支えろ」と説き、教祖として君臨し続けました。

傍からみると歪な関係に映るかもしれないんすけど、これは「顧客ニーズを把握しているがゆえの行動」でもあるんすよ。

②~⑥のタイプでも同様なのですが、僕は接客するときに「この人は何を求めているのかな?」を常に考えています。早い段階で、そのニーズを満たすような有形、無形のギフトを送ることで信頼関係を築くんすね。

これは心理学やビジネスで「ラポール形成」って呼ばれるみたいっすよ。

信者タイプの人と相性が良かったのは、もともと僕が彼女たちの退屈な日常に刺激を与えられる人間だったのもあるっすが、それだけじゃないんすよ。
僕は元来、支配欲が強くて王様のように君臨したいタイプなので、需要と供給がぴったり合うんすよね。

相手が望んでいないのに、一方的にマインドコントロールしようとするのは正直キモイっす。
でも相手の僕の思想を伝えて、喜んでもらえるウィンウィンの関係になり、しかも仕事として成り立つんやったら「一石三鳥やん」くらいの感覚はあったっすよね。
そういうこともあって、僕の現役ホスト時代は、①の信者タイプのお客さんがどんどん増えていきました。

ちなみに当時、彼女がいた時も信者タイプの子でした。
もちろん明るいとかほかの要素もありしたけどね。

というわけで、今回は僕のヤバイ部分も含めてホストとしてやっていたスタンスを、赤裸々に書いてみました。

最後まで読んでもらって、あざしたぁ!!

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