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備前焼2022年秋の作品をセレクト


この登り窯で山村富貴子さんの花入れは生まれた
この頃、毎年行われる登り窯での窯焚きに向け
アイテムを制作しては貯め置く作業の最中だった



まずは窯詰めと呼ばれる作業
窯の中へ作品を詰め込む作業を約1週間かけて行う
積みあがった作品は、この後1週間ほどかけて焚たれることになる


燃料は、この積み上げられたマキだ


最終的には1200℃を目指す過酷な6日間が始まる!!
普段は出来上がった作品を売るのが仕事の当店スタッフは
クワイエットハウスさんの計らいで窯焚き見学をさせて頂けるとの知らせに
喜々として押しかけて窯焚き見学をさせて頂いた。

 窯焚きが始まり4日目の午前中
お邪魔した時は985℃でしたが
正午には1000℃に達した瞬間に立ち会えた。
1000℃の窯の中では、立派なマキが
入れた途端に燃え上がる灼熱。
その瞬間を見るや、スタッフの興奮はMAXでした。


しかし作家さん達、また1000℃
まだ余裕ですと笑ってみせた。



6日間の窯焚きが終わり作品が、店舗のバイヤーに渡るまでここから約1カ月の時間がかかる。
窯が冷めから作品を取り出しに掛かるまで6日
取り出した後はサンドペーパーを掛け磨き、水洗いをする。
この時に、水漏れなどが無いかを確認するのだそうだ。
山と積まれていたマキも、姿を消していた

今年のセレクト作品


猫型 花入れ/だるま


首を長くして


手に馴染む めし椀


マグカップ


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