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「唐突な」人々と「突然な」物事の狭間で。

「唐突っていうのは基本的には私たち人間に対して使うもので。突然っていうのは、これに対して、物事も形容できる。こんな風に覚えておきなさい。」

私が東三河で高校生を演じていた頃、たった一人、どこか好意のようなものをもって授業を受けていた、太ったスヌーピーのような社会科の先生が、こんなことを言っていたのを、なんの前置きもなく、唐突に思い出した。

大切な人との別れはいつだって、大抵どちらかに天秤が傾きすぎて、一方による唐突で無機質なアナウンスによってはじまったりする。スコールっていうのは、そもそも突然に槍のように降りつける雨のことを言うのだろうから、突然のスコール、って言うフレーズは適切ではないのか?

毎朝のアラームってのも、あれはあれで残酷なまでに突然だし、胃の弱い私なんかは、突然の便意に襲われがちで、周りの人たちからすると、「あいつ・・唐突にトイレに駆け込むよね」なんて印象だったりするのかも。

そしてやはり人間の思考なんてものも、いつだって自己本位で唐突で。

 「花言葉」ってありますよね。 って言う書き出しと共に、話題を転換。(ここからは花言葉を起に、承・転・結と展開します。)

花言葉って小説の中で語られたり、
ドライフラワーのショップ店員さんが会計の際にそっと教えてくれたり。この辺りは育った国とか環境とかにもよるのでしょうけれど。少なくとも日本ではわりと知られたフレーズです。

けれど。

バーテンダーさん達が振る舞うカクテルにも「ドリンク言葉」というものがあるんです。どういう訳か、こちらはあまり聴き馴染みなかったり・・。いかがでしょう。

ちなみに、
オールドファッションのドリンク言葉は「我が道を行く」。ジントニックは「強い意志」。カミカゼは「あなたを救う」。ちなみになんて言い方で説明しちゃうには失礼なほど、ずいぶんとステキなんです。

というわけで、
思いつき以外の何ものでもありませんが、
10 COFFEE BREWERSのドリンク一杯一杯にも、このドリンク言葉をつけていくことにしました。

ここから。また新しい物語が綴られることをちょっとだけ期待して。(ドリンク言葉は不定期ですが、InstagramなどのSNSを通して発信する予定です。)では、現場からは以上です〜。 Maybe,See you soon// 




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