バイトの面接
東京で10日前から1人暮らし。
バイトせな!やばいお金ゼロすぎー!
ということでバイトの面接に行った。
面接官は僕よりもひとつかふたつ上ぐらいの方だった、どうやって採用か不採用か決めてるのかわからないが、最初からなぜか「採用ですよ」の雰囲気だった。
でも、「北田さん。あなた採用です。」
と言われるまでは気が抜けない。でも明らか表情が「採用です」の顔だった。
質問が始まった。
深夜帯がうまっちゃってて、朝から昼までなんですが、大丈夫ですか?と聞かれた
僕はあまりにも採用顔すぎるので、僕は怖くなった。
「できれば深夜帯の方がいいですが、、」
すると相手は優しくわかりましたと言った。
僕は流石に、採用顔してないだろうと思って顔を上げてみると、なぜか、更に採用顔が増していた。
なんだか、負けた気がした僕は
「朝からでも昼からでも大丈夫です」と告げた。
その後、いくつか質問が続いた。
面接官は不採用顔になることはなかった。
なんなら後半につれて採用顔が濃くなっていった。
そして最後に面接官は
「北田さん。あなた採用です。」と告げてくれた。
緊張の糸がきれた。
もはや、自分の採用不採用なんてどうでも良かった。
なぜこの人はこんなに採用顔なのか。
ずっとそんなことを考えていたら、面接が終わった。
採用顔の面接官とこれから働くことになる。
さ、採用顔?
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