麻雀 勝手に解説者ランキング①

はいMリーグが無期限延期になり色々考えていたことが書けなくなりました。商魂逞しく開催するものと思っておりました(在宅率高いし地上波はコロナコロナでチャンスでしょ)。ということで勝手に解説者ランキングを開催致します。一応複数回私が聞いた解説者のみとしますので予めご了承を。

私は解説が上手な人って麻雀も上手だと思うんですよ。もちろん言語化能力だったりによって=ではないにせよ極めて近い≒の関係だと思います。それでは1位から参りましょう。

1位 勝又  健志 説明不要でしょうかね。お金を払ってでも聞きたい解説です。勝又さんが解説される対局は対局よりも勝又さんの解説に聞き入ってしまうほどです。勝又さんの解説のポイントとしてはよくモノマネされる「例えばー」に代表されるように常に複数の選択肢を例示し、その際のメリットデメリットまで話してくれることですかね。時間的制約がある生放送で瞬時にあれだけの解説ができるということは対局中はそれ以上に深い思考で対局されているのでしょう。前述しましたが麻雀の能力と≒の関係だと思いますので勝又さんの麻雀も私は好きです。Mリーグではなく連盟チャンネルだと少し辛口ですが私は辛口の勝又さんが好きです。

多用するフレーズ「○○を考えていたんですね。」「河がいい!」有名な「例えばー」はRTD後半弄られたからか最近あまり使いません。

2位 多井  隆晴 口から産まれたおしゃべりモンスター。番組内で9割はふざけてます。時事ネタや芸能ネタと絡めたり、控え室やメイク室での様子から選手を弄ったりして笑わせてきます(最近ザリガニって言ってくれなくて悲しい)。しかしふざけていない1割、こちらの1割の解説がいいんですよね。基本的な効率や手組の話は初心者にわかりやすくし、さらには選手個人の人読みというか研究した特徴など、素晴らしい観察力があります。あえて粗を探せば選手を立てすぎるというか甘口なのが少々目立ちますね。これはどの解説者にも言えることですが、「ミスはミス」さらにはこうしたほうが良かったなどの「代案」を解説して欲しいです。ちなみにMリーグではない対局の際に最高位戦の安達さんと実況解説を組まれると漫才コンビになります。

多用するフレーズ 「そっそっそ」「僕にはできない」後者は私見ですがミスや説明できない手順の時によく使われます。

3位 滝沢  和典 風林火山から早くも二人目のランクイン。ご自身の麻雀通り教科書的な解説をされますが、時折ゲームのキャラクターに例えたり、自分のミスと絡めた自虐的な解説をされて飽きさせない工夫が見えます。たまに顔を見せるチョイ悪タッキーの仕掛けや手順に通じます。序盤の手順の話に関してはトップだと思います。

多用するフレーズ 「準備する」「引き付ける」どちらも相手のスピードを意識してるからこそですね。ちょっと長くなりますがレベルの高い面子だとその判断、ようはいく手かいかない手かの判断が重要なんですよね。読みや手順はだいたい同じですから。

4位 石橋  伸洋 ちょっと丸山さんのデビュー戦での見逃しの見逃しでケチのついてしまった石橋さん。しかし解説は素晴らしいです。黒いデジタルの異名の通りどう見えるか見られるかの解説は聞き入ってしまいます。またパイレーツのコンテンツである、おしパイや路上感想戦でも小林さん、朝倉さんがある意味偏った麻雀であるがゆえに石橋さんの一言で総括というかまとめる場面が多々見えます。

多用するフレーズ 「○○には○○のように見えてるのかも」「○○に見えない河なんですよ」こちらも前述した通りご自分の麻雀に通じてますね。

5位 小林   剛 ロボットは解説でもロボットです。ご自身の麻雀のスタイルも相まって仕掛けの基準や見え方見られ方を重視する特徴があります。また流れ等を一切信じないいわゆるデジタル派なので実況の方にオカルト論を振られても冷静に返します。終盤の条件を意識した解説はトップだと思います。さらにそれに付随する計算が早い。

多用するフレーズ 「僕は○○からも鳴いちゃいます。」「○○だとオーラス○○条件が残りますね。」こちらも前述の麻雀観が見てとれます。

もっとやりたかったのですが多用するフレーズのコーナーが難しくなってきたので上位5名で終わります。もう少し考えてから次回できたらトップ10をまとめます。

気になる方用に最下位は萩原さん。ブービーは内川さんとだけ記しておきます。ちなみに萩原さんの多用するフレーズは「○○○の三色見えます」になります。

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